進撃の巨人 名言集

オープニングの場面から。調査兵団として壁の外に向かった息子の死を知らされ、「息子の死は!!人類の反撃の糧になったのですよね!?」と泣き叫ぶ母に、生き残った兵士が返す言葉です。
目の前の母親のために「彼の死は無駄ではなかった」と言ってあげたい、しかし現実には何の成果も得られず、人類は巨人に蹂躙されるだけ……。開始早々、この物語の残酷さと絶望的な状況を教えてくれるインパクトの強いセリフです。

巨人に街を襲われ、最愛の母親を食べられてしまった主人公・エレン。彼が巨人への復讐を誓うセリフです。エレンの揺らぐことのない動機、そして物語のテーマともなる重要な名言と言えるでしょう。「倒す」や「殺す」ではなく「駆逐」というのが、復讐の重さを感じさせます。
また、この場面は、「逃げなさい！」と息子のエレンたちを逃がそうとしていた母が最後の最後、食べられる寸前に「行かないで…」とつぶやいてしまうのもトラウマです……。

巨人に変身できる力を手に入れたエレン。しかし、そのエレンを巨人とみなし殺すべきだと周りは判断します。その時、エレンを救い、彼の力は巨人への反撃に役立つと証明するためにアルミンが叫んだセリフがこちらです。
調査兵団のモットーである「心臓を捧げよ!!」という有名なセリフがありますが、正にそれに殉じる姿を見せたアルミン。普段気弱なアルミンが強い“覚悟”を見せる名場面です。