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女性マンガ
源氏物語 あさきゆめみし 完全版(7)
10巻完結

源氏物語 あさきゆめみし 完全版(7)

1,429pt/1,571円(税込)

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作品内容

若き日に父を裏切った報(むく)いか――。新妻の不倫、そして懐妊。光源氏(ひかるげんじ)と女三(おんなさん)の宮(みや)の結婚は、形だけにすぎなかった。恋の喜びも知らぬままに過ごす女三の宮だったが、ひとりの青年と密通してしまう。しかしその不倫の代償は、若者たちにはあまりに大きいものだった……。

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レビュー

源氏物語 あさきゆめみし 完全版のレビュー

平均評価:4.6 233件のレビューをみる

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高評価レビュー

源氏物語・千年ロマンス
世界に誇れる日本の王朝文学を漫画で読めるのはとても嬉しい。古文で読むには長いし解りにくいがこの作品ならほぼ原作と同じでとても解りやすい。私がこの作品に出会ったのはまだ10代の頃で学校の課題として源氏物語原作を読んでレポート提出しなければいけなかったのだが、原作を完読出来ず、この作品を一気読みしてレポート提出したところ、教諭に漫画だとバレて、こんこんと説教され、レポート再提出する羽目に……なぜバレたかというと、光源氏が亡くなるシーンが原作と違うのです。教諭に『毎年君達みたいな生徒が何人かいるしな、先生もそのマンガ持ってるから。』と言われてしまいました…これがきっかけで実は私、原文で古文や各地の風土記、古代神話など、時には海外物も研究対象とした仕事を数年前までやってまして、中でも源氏物語はそんないきさつもありとても好きな作品で、千年以上の歴史ある今まで読まれ続けた生き残れた秀作なのです。当時の時代風景、生活様式を考えれば特別素敵な男性1人に素晴らしい女性が何人もいるのは普通なのですが、ちょっと意地悪く考えれば、これが現在ならプレイボーイと愛人達という修羅場は免れないエライ関係に…… ? 世界に誇れる王朝文学、千年ロマンスなどと言われていますが、本当にいにしえの良き時代色んなシーンで描かれていますよね?お文(歌)にはお相手に合わせ紙を選び香をたきしめ、季節やお相手に因んだ花や一枝を添えて贈る、祭では車競り合いも女主の裁量ひとつで納まるかどうかなど。また、源氏の君の女人方はどのお方もすばらしい方がたばかりで圧倒されるが、彼自身恋多き男性でお相手を思う気持ちは其々の方がたに対する愛だったろうけれど、源氏の君が真実愛した女性は藤壺の女御と紫の上の二人のみ。このお二人は他の女人とは別格。藤壺との事はどなたも知らぬ事だが、他の女人方が紫を立てて差し上げるのにはやはり紫自身の魅力と、何より源氏の君が真実愛した女性だったから。実は大和先生には光源氏を主人公にした『ラブ・パック』という作品がありますが、私は長編だけど断然あさきゆめみしをオススメします。絵は美しいし、カラーの挿絵はもはや芸術作品レベル。この作品、歴史好きな方なら絶対読んで損はさせません。いつも書き込みますが、この年代の作家さんの作品は秀作ばかりで絶対におすすめ出来る作品です。★5じゃあ足りない程です。
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7件
2014年3月30日
人の業とはなんとも‥ドラマチックなお話
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 文章で読むには理解不能な古語訳だったり、現代語訳でも訳者それぞれの解釈で微妙に違い、最後まで読むことができずにいた「源氏物語」。それを大好きな大和和紀先生のお手による漫画として読める幸せ。若かりし頃の通常のコミックス、その後まとめられた文庫版と読みましたが、残念なことに都度手を離れてしまいました。何度も読んできた「あさきゆめみし」ですが、読む年頃、年代、その時の周囲の環境などそれぞれ異なり、また読む度、それにより受ける感銘が少しずつ変わるという、なんともまあ、大変趣(おもしろ)い作品です。平安の世は女人にはなんとも生きづらく、立ち回りの上手い男人の多いこと‥その影には薫の大将のような男人もいる。読む度に六条の御息所の執拗な怨念の不気味さに寒気が止まらず、また紫の上の晩年には胸が締め付けられるように痛み、六条院(光源氏)の情けないプライドと意地には言葉も出なくなります。この決断さえなかったら、と。優雅な世界の裏にある、どろどろとした愛。自らの行いの因果応報と言えよう、駆け引きと裏切りを晩年には若者に仕返されす六条院。後悔してももう遅く‥そこに紫の上は居らず‥。なんと儚きこと。子供・孫世代においても繰り返されるのは業とでもいうのでしょうか。哀れなり‥。また数年後に読む時にはどんなことを思うのか──生涯楽しめる作品です。ただ、見目似ている多すぎる人物たちに「これは誰?!」と毎回思うのです。
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2件
2024年4月10日
世界に誇りたい日本の漫画文化の金字塔!
この作品が某月刊雑誌に連載された頃から、この作品に取り憑かれています。日本が誇る世界最古の恋愛物語を、当時すでに人気漫画家だった大和和紀氏が漫画化したものです。完結前後で氏が対談、インタビュー等で語られておられましたが、連載開始時から手探りの創作活動だったそうです。衣装・調度品・織物・建造物等現物はほとんど現存していません。それらを、かき集めた膨大な資料と作家の創造力を総動員して優雅な作画におこし、なおかつ原作を読みこみ、現代的に台詞等を慎重に改編し、、、まさに心血を注いで完成された名作です。この物語には、嫉妬、不倫、身分違いの愛、すれ違い、虐め、秘めた愛、禁断の契り、玉の輿、母娘の愛等、現在の恋愛漫画に登場する基本設定が無理無く自然に平安王朝世界に盛り込まれています。日本が世界に誇れる文化遺産が現代日本を代表する文化・漫画によってリメイクされて生み出された永遠の名作。そんな名作が紙ベースの書籍から電子版となり、美麗な作画を細部まで味わいながら鑑賞できます。特に、緻密かつ華麗な背景にはため息がでます。私にとって、もはや至高の芸術品です。
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2件
2025年2月28日

最新のレビュー

美し過ぎる
美し過ぎます。光源氏さまも、それを取り巻く姫たちの生き方でさえも、美し過ぎて、古き良き日本を愛しく思えたことに感謝です。
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0件
2025年5月1日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

マザコンですが何か?
編集:烏龍(シーモアスタッフ)
古典を漫画でという読み方もよし、古典ということを忘れて名作少女漫画として読むのもよし。個人的には葵の上が好き。若さゆえに素直になれない不器用な夫婦。恋多き光源氏が正妻に戸惑う姿はなかなか。しかし、浮船に共感できる女性っているのかね?

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