お金に困る生活の不幸な高校生敦子が報酬に惹かれ、瓜二つの御曹司 乃木至 の身代わりとなり屋敷で生活するお話。
元々の秀才でコツコツの努力肌が功を奏して、敦子は多くを学び至役をこなす。1巻より2巻と読み進むほど面白さが増して完結巻は感動
。真っ暗闇の中にいた敦子が屋敷で遼や執事渋沢と関わる事で、闇が明るくなっていく展開がいい。同時に遼と渋沢同様に敦子の真っ直ぐな心にわたしも魅了されていきました。
乃木家の仲を取り持つ為に自分を犠牲にする敦子の姿に胸を打たれた。生きる事に何も期待していなかった敦子がすごく熱い気持ちを持て強くなった。
展開は結構ザックリでその反面、心の揺れ動きなど心情描写が丁寧なので、敦子を応援しながら引き込まれる。不遇の敦子が小さい事に喜び、努力する姿がとても良かった。恋をあれほど恐れていた敦子、最後まで諦めを抱いていたのにハッピーエンド、最高に嬉しかったです。良かったね〜( *´艸`)
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