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BIRDMEN 1

作品内容

「一人の方が気楽だ」

変わらない日常に不満をもらす日々を送る、中学生の烏丸英司。

ある日、学校中で広まる「鳥男」の噂が、彼の“変わらなかったはず”の日常を大きく変えていくことに…!?

『結界師』の田辺イエロウが描く「SF×青春ジュブナイル」待望の第1巻!!

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全16巻完結

レビュー

BIRDMENのレビュー

平均評価:4.6 27件のレビューをみる

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高評価レビュー

メチャクチャおもしろい
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に何故もっと騒がれないんだろう…。そう思ってしまう作品です。もう、何度読み返したことか…。今のところ、良作を超えて傑作ですね。
1〜5巻は物語のさわりと言っていいと思います。長い「さわり」と思われるかもしれませんが、彼らの日常や個々のキャラクターの個性、加えて置かれた立場や配役を説明するには必要な巻数ではないかと思われます。それでいて中だるみが無い。小難しい服線や、少年らしいちょっとしたギャグを適度に挟むことで、バランスを取っています。
またこの長い「さわり」が6巻以降に生きる生きる。6巻から徐々にストーリーに変化が出てきますが、非常に丁寧にこれまでの彼らを書いているお陰で、話に無理がなく、主人公の思考にも無理がない。素晴らしい説得力と構成力です。
単純な冒険活劇ではないので、定期的(書き手側の作戦的な)感動はほぼ皆無です。ですが、主人公がかなり思慮深く、真面目で人思い(優しいとは違う次元)なので、時折黒塗り一コマを贅沢に使用して抜かれる白文字の台詞が痛いように切ない。特に読み返すとそれを感じます。

読み込めば読み込む程面白い作品ではないかと思います。まだの方は是非。
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5件
2017年12月13日
白と黒の思春期ヒーロージュブナイル
アメコミヒーローを意識してるのか白と黒のコントラストが強く少し乾いた感じの絵柄です。

バードマンの造形はヒーローとクリーチャーの間くらいで影と生々しさが、とてもかっこいい。絵も演出も大変スタイリッシュで上手な作家さんです。

主人公の烏丸君が頭脳派のネガティブ中学生(根は割と素直)で、独白の心理描写とストーリーの絡みがマッチして楽しい(こういうタイプの子をうまく描写してて感心します)

ミステリアスな絵柄とストーリーの緊張感の反面、鳥部メンバー5人の個性が立ってかわいく、少年漫画らしいわちゃわちゃした絡みがいいです。

子どもも大人も、キャラクターの性格設定や心理をおざなりにしてなくて、大人でも読み応えがあります。硬派で良質な映画でも見てるみたいな雰囲気です。

作者さんが割と自由に描いたのか、少年漫画の枠を超えてる気がします。
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0件
2020年3月30日
人物描写が素晴らしい
結界師同様、黒を基調とした世界観がミステリアスで、自我を形成しつつある思春期の心という物語の題材とよく合っています。黒を基調にしているにも関わらず明るい雰囲気があるのは、キャラクターの明るさ、子どもながらの純粋さが際立っているせいかなあと思いました。絵はシンプルな線とセンスのある色使いで扉絵などは毎回圧倒されます。表紙が違えばもっと話題になっていそうなものです…。読者受けばかりを気にし、安易な内容の漫画が多い中、少年の心を深く掘り下げ、大人の視点、子どもの視点を交えて丁寧に心理を追及する本作は、少年漫画ですが是非青年の方にもオススメしたい内容です。まだ巻数が少ない為多くは言えませんが、今のところ近年稀に見る良作ではないでしょうか。
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4件
2016年3月3日
イエロウ先生お得意の中学生キャラ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 中学生キャラをとてもリアルに描くのに定評があるイエロウ先生らしい、等身大の中学生が、鳥男(女の子もいますよ!)という異能力を手に入れながらも、様々な葛藤や組織の思惑に絡めとられていく様を生き生きと描いた作品です。
異能力に染まり、暗く非日常的になったかと思えば、突然「俺たち修学旅行なんです!」という中学生らしいワードが飛び出すw
そんな緩急が素晴らしいです。

キャラクターが増え能力の種類も増え、中年には読みにくくなってきましたが、イエロウ先生の心に刺さるストーリー構成のお陰でまだ全然楽しめます。

大人でも楽しめる少年マンガのひとつに挙げたいです。
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0件
2020年3月19日
面白い
無料分3巻まで読みました。サンデーでチラチラ見ていたんですが一気に読むと引き込まれる面白さ!
作画も迫力あって見ごたえあるし、やはり田辺先生は上手い。ブラックテイストなのにギャグで落とすとこも好き。勧善懲悪のバトル漫画より頭を使って考える主人公が好みです。基本的に主人公を応援をしていますが、すずめちゃんに関しては彼女自身に感情移入しているので恋愛面(?)に関してはスルーで。鷹山くんカッコいい!彼にはぜひ長生きしてもらいたいもんです…。
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1件
2018年9月30日

最新のレビュー

イエロウ先生の作品、刺さる!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 『結界師』が大好きでこちらの作品もずっと気になっていたのですが、『青春ジュブナイル』といううたい文句にあんまり惹かれなくて、連載始まってかなり経ってから読み始めたのですが。。。結果、がっつりハマりました!
イエロウ先生の紡ぐ物語は、おもしろいだけじゃなく、なにが正義だとかなにを選ぶのが正解なのかとかそもそも正義なんてあるのかとか、大事なんだけど答えが出せない問題を突きつけてきて読者をぐさっとさせつつ、登場人物たちには彼らなりの結論を出させていろんな選択肢を示してくれるので、長く心に残る作品になるのだと思います。
本作はジャンルで言えば『青春SF』なのかな?いや、『思春期SF』??青春のキラキラさよりも、思春期の肥大した自意識に振り回されるもだもだ感のほうが強い主人公なので。
主人公の烏丸は自分を取り巻く現実に不満を抱えていて、呑気に見える周囲に心の中で毒舌吐きまくりなんだけど、そんな自分や周囲を冷静に分析する思考力も持っているようなキャラです。中学生らしい一面もあるので、なんだかんだ憎めないというか、共感性羞恥で悶えることもしばしば(笑)
そしてもう1人の主人公と言える存在が鷹山。謎めいていて、でも求心力があって、静かなのに存在感があるキャラです。それから中心キャラとして、お寺の息子でケンカが強い鴨田、お金持ちイケメンの鷺沢、鷺沢の友だちで紅一点のつばめが『BIRDMEN』の仲間となっていきます。
ストーリーはまず導入部分、5人の出会いがあり、『鳥男(BIRDMEN)』への変化があり、訳がわからないまま『怪物』と闘う展開になります。それから徐々に『翼』や『怪物』はなんなのかということを分析し、情報を持っている関係者を探していくうちに、敵対組織『EDEN』に見つかり、『BIRDMEN』が自分たちだけではないことを知り、次第に日常とかけ離れていって。。。と、世界観が一気に広がっていきます。
後半、『EDEN』から逃れるために日常生活を捨てて旅立ってからは、かなりシビアな展開になっていきます。自意識が集団意識に飲み込まれていくような怖さがあって、子どもたちに世界の命運を押しつける大人たちの無責任さに腹が立つけれど、ラスト、主人公たちがちゃんと『子ども』に戻れたような気がして、それがすごくよかったです!
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0件
2025年8月31日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

命と引き換えの契約
設計:人参次郎(シーモアスタッフ)
田辺イエロウ先生の描く青春&ファンタジー&バトル漫画!根暗すぎる烏丸英司くんが自分とそっくりすぎて心臓が痛いです…。そんな英司くんが鳥男と出会って全く変わった人生になっていくのが面白いです♪魅力的なキャラがたくさん出てくるので読み進めていくごとに楽しめますよ!

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