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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ 新潮社 バンチコミックス コミックバンチKai 応天の門応天の門 15巻
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作品内容

島田忠臣から不老不死の薬の話を聞いた道真は、典薬寮へと行くことになるが……。一方、内裏にかつて謀反の罪に問われ流罪となった伴健岑が帰京する報せが舞い込み――。政に翻弄されし者たちを描く第15巻。

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作品ラインナップ  20巻まで配信中!

  • 応天の門 11巻

    640pt/704円(税込)

    伴善男に頼まれ、椿の精に惑わされているというある貴族の元を訪れることになった道真。そこで出会ったのは――!? 平安の都で起こる怪事件を、菅原道真&在原業平の最強バディが解き明かす! 平安クライム・サスペンス、決断の第11巻!
  • 応天の門 12巻

    640pt/704円(税込)

    「そなたの兄は間違えた――そなたと家のために」盗人の疑惑をかけられ検非違使に連れて行かれた道真を解放したのは、藤原基経だった。真意を知るため、基経の元を訪れた道真は……!? 歴史が動き出す、第12巻。
  • 応天の門 13巻

    640pt/704円(税込)

    ある事件をきっかけに検非違使の在原業平と共に怪事件を解決することになった文章生・菅原道真。宮中で権力争いを繰り広げる藤原基経や伴善男と出会っていくが……そんな中、霊峰・富士の噴火で帝の世への不安が生まれ始め……!? 累計100万部突破の平安クライムサスペンス、暗雲立ち込める、第13巻。
  • 応天の門 14巻

    640pt/704円(税込)

    ある事件をきっかけに検非違使の在原業平と共に怪事件を解決することになった文章生・菅原道真。宮中で権力争いを繰り広げる藤原基経や伴善男と出会っていくが……。紀静子により、伊勢神宮に呼び出された在原業平、そして島田忠臣の屋敷で藤原基経と出会った道真は――!? 累計100万部突破の平安クライムサスペンス、それぞれの過去と向き合う第14巻。
  • 応天の門 15巻

    640pt/704円(税込)

    島田忠臣から不老不死の薬の話を聞いた道真は、典薬寮へと行くことになるが……。一方、内裏にかつて謀反の罪に問われ流罪となった伴健岑が帰京する報せが舞い込み――。政に翻弄されし者たちを描く第15巻。
  • 応天の門 16巻

    640pt/704円(税込)

    恒貞親王と知り合った道真は、放免され京に戻ってきた彼の元舎人・伴健岑と邂逅させようとするが――。歴史に振り回された人たちの悲哀を綴る第16巻。
  • 応天の門 17巻

    640pt/704円(税込)

    多美子入内から日が経ち、内裏でも帝の世継ぎをのぞむ声が囁かれていた。ある日、藤原高子の屋敷に白い蛇が現れたことから、高子入内の話が進展し――!? 権謀術数入り乱れる、第17巻。
  • 応天の門 18巻

    680pt/748円(税込)

    藤原良房が表舞台から遠ざかり、姿を現した太皇太后・藤原順子。「藤原を煮詰めたような女」と言われた彼女の思惑は……!? そして政治から距離を取ろうとする道真の元に、順子主催の宴の招待がかかり――思惑入り乱れる、第18巻。
  • 応天の門 19巻【電子特典付き】

    720pt/792円(税込)

    都に初雪が降った朝、内裏に向かう人々がにぎわう大路に無人の牛車が残されていて……!? 伴善男から調査を頼まれた業平は真相を追うことに。一方、道真は牛車の行方に違和感を持つが――思惑絡み合う、第19巻。【電子版特典】巻末には電子書籍限定カラーイラストを収録!
  • 応天の門 20巻

    720pt/792円(税込)

    度重なる災害・飢饉に、内裏では派手な宴を禁ずる命が下った。そんな中、街で火事が起こり、民が焼け出されて――!? 正しさがすれ違う、第20巻。舞台『応天の門』観劇レポートも収録!!

レビュー

応天の門のレビュー

平均評価:4.7 144件のレビューをみる

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高評価レビュー

とにかく良い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 中身がとても濃い漫画で、作者の力量に感心します。

髪型衣服などの風俗や建物背景、人物の描き分けが巧みで、劇画風タッチがいい味を出しています。また主役の道真のキャラが複雑で面白い。二十歳そこそこの学生で、知的好奇心が強く、大の唐好き。魑魅魍魎怨霊あふれる世界なのに一人合理的。頭は切れるがものぐさで毒舌家、人とつるむのを好まず権力に全く関心なし。でも父や先生には弱く、情もある。その姿は、右大臣にまでなったベテラン政治家、天皇の忠臣、遣唐使停止を建言、学問の神様、日本三大怨霊など、後世の人が持つイメージとギャップがあって面白いです。また身分年齢を超えた業平との友情?相棒?関係もイイ。笑。その他の登場人物もみな個性豊かで読みごたえがあります。

ストーリー展開は秀逸。歴史的事実と事件が上手く絡み合い、読者を飽きさせません。あちこちに含みのあるセリフがあるのでじっくり読みたくなります。業平や学友知人が事件を持ち込み、道真が引きずりこまれ、文句を言いつつ鮮やかに解決するところが面白いのですが、その時の経験や人とのつながりが、道真の視野を広げ人間性を育てていると思わせます。

今後お話は、政治的ひりひり感が増す展開になるはず。権力を求める鬼たちの思惑がぶつかり合い、水面下で蠢き、数々の落とし込みや争いがおき、その先に応天門の変が待っている。世に出る前の若い道真が、どのような立ち位置で事件に遭遇し動くのか、真実を知ったあとどう葛藤し、何を胸に秘め、どう変わっていくのか興味深いです。いずれ「人を動かすには正しい行いをまず自分が見せねばならぬ」という言葉を体現するときが来るでしょう。その時が楽しみです。
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6件
2023年11月27日
道真と業平のコンビが良き!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 歴史上の人物を主人公に据えた謎解き物。かの有名な菅原道真と在原業平が、平安時代の京の都を舞台に不可思議な事件を解いていきます。絵は線が荒いながらも美しく、やや仄暗い世界観にマッチしていると思います。
道真は元服したてで幼さが残る顔立ちながら、それに反してどんな相手にもズバズバ物を言い小気味良い。聡明すぎるせいなのか、ほとんどのシーンが不機嫌そうなジト目です。それがまた逆にかわいらしい。
業平の容姿のデザインは、私が元から持っていたイメージとは真逆でした。平安一のモテ男として知られる業平、絵に描き起こすなら耽美系かなと勝手に想像していましたが、この作品だとほんのり野性味を感じる男性らしい男性。私的にはこちらの方がずっと好み。
この二人で事件にかかわることになりますが、頭脳明晰な道真のこと、それほど苦もなく真相に近付いていきます。
ただ、暴いてはいけない闇もある。遙か昔の時代は権力が全て。正しい者が勝つとは限らないという言葉が重く響きました。そして、“欲にまみれた貴族たちが集う応天門より先は、鬼の本丸”。まさしくその通り、貴族社会の闇を感じます。
なかなか殺伐とした雰囲気ではあるものの、ややヌケている三枚目キャラの長谷雄の存在がちょっとした癒しにもなっている。彼が登場した途端に場の雰囲気が和むとともに、道真とのやりとりにもクスッとさせられます。
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0件
2025年3月17日
はたして平安時代のミステリはミステリか
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「とかげ」や「回游の森」と灰原薬先生のオリジナル作品は追い続けていましたが、こちらの作品は群を抜いて素晴らしいです。
灰原先生の描く人々の美しさ、艶っぽさには磨きがかかっており、イラスト・コマを眺めるだけでお金を払って良かった!と思うほどです。
ストーリーとしては平安時代のお話。当時は謎な出来事や病があればもののけの仕業と考えられてていました。
そんな中、主人公の1人である菅原道真は謎は謎であれど、もののけや呪いの類ではないと一刀両断。周りを納得させるため、己の知識を駆使し物事には理由があることを証明させてゆきます。
これだけでは菅原道真がスーパーヒーローのように感じられますが、彼の欠点は学問にしか興味がなく人との付き合いが下手くそな一面も。
そんな道真に興味を持ちフォローをするのがもう1人の主人公である在原業平。吸いも甘いも経験した大人の処世術をもつプレイボーイ。
基本は謎解きではありますが、2人の関係(BとLとはまた違う)にニヤニヤするのもいいかもしれません。
是非とも最後まで完結させていただきたい作品です。これからも購入予定です。灰原先生頑張ってください!
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4件
2020年1月21日

最新のレビュー

胸に応えすぎて!
サスペンス色強く重い平安歴史物でしたが目が離せず20巻まで読んでいました。絵柄が美しく幻想的で、粗さには躍動感があり魅了されます。平安時代の貴族社会に踏み込みドロドロした嫌な場面が多くて読み進むのがキツイのですが、史実にある登場人物たちと背景を交えて作り込まれている内容が厚く安定し、読み応えがあります。権力と身分、閉鎖的で人々の悪意や風評が渦巻く中、多くの登場人物達がそれぞれ逞しく生きている様子が細やかに丁寧に描かれています。
なんといっても主人公の菅原道真と在原業平がいい。2人のコンビとしてまたは、それぞれを意識して活躍しています。難題を切り開いたり解決していく姿に爽快感もあり、この先も楽しみです。
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0件
2025年4月16日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

平安時代のサスペンス
編集:アロマオイル(シーモアスタッフ)
平安時代は魑魅魍魎が信じられていた時代で、大の大人までが暗闇に潜む物の怪を本気でおそれています。そんな平安京で起こる怪事件を、夜な夜な女遊びが絶えず、恋のうわさが絶えない在原業平と、本ばかり読んで表舞台に出ようとしない若き天才菅原道真が、その怪事件を解決していきます。色恋のシーンは艶めかしく、魑魅魍魎のシーンは怪しく…鬼が人になるのか?人が鬼となるのか?貴族たちの権力争いが織り成す陰と陽の世界をご堪能いただけると思います。東京大学教授の歴史学者本郷和人氏が監修する歴史の文化や風俗にも触れられる作品です。

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