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500年の営み
1巻完結

500年の営み

600pt/660円(税込)

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180pt/198円(税込)

作品内容

「あんまり似てなくてごめんね――好きだよ」 亡くした恋人を追って自殺したはずが250年の冷凍保存の末、未来世界で目覚めた山田寅雄(やまだとらお)。世話係として起動したアンドロイドは優しく親身になってくれるものの、亡くした恋人の”3割減”な残念ロボットで――? いじっぱりな青年が愛を受け入れ希望を求めて歩き出す、痛切な未来ラブストーリー。描き下ろし収録。

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • 500年の営み

    600pt/660円(税込)

    「あんまり似てなくてごめんね――好きだよ」 亡くした恋人を追って自殺したはずが250年の冷凍保存の末、未来世界で目覚めた山田寅雄(やまだとらお)。世話係として起動したアンドロイドは優しく親身になってくれるものの、亡くした恋人の”3割減”な残念ロボットで――? いじっぱりな青年が愛を受け入れ希望を求めて歩き出す、痛切な未来ラブストーリー。描き下ろし収録。

レビュー

500年の営みのレビュー

平均評価:4.6 252件のレビューをみる

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高評価レビュー

アンドロイドものの名作‼️(長文です)
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 突然だが昔からアンドロイドをテーマにした作品が自分の琴線に触れてしまう。古くはスティーブン.スピルバーグのA.I.最近ではカズオ・イシグロのクララとお日さま。繰り返し描かれるのは、人間という創造主により、一定の目的の為や代替品として製造され、アンドロイドは高度な知能と感情を持っているのに、無垢に、献身的に役割を果たすと人間に捨てられ、それから長い時を最初に与えられた役割を使命と捉え努力しても見放される姿。人間の身勝手さを逆説的に訴え、どちらが人間的か考えさせられる。そういった作品が繰り返し創作されるのも、国境を越えて訴えかけるテーマがあるからだろう。だが、鉄腕アトムを生んだ日本で愛を語るBL作品にはそういった定番の展開を覆す作品が数多くあり、アンドロイドもの好きとしては胸が救われる思いになる。この「500年の営み」も、そういった定番を覆したことにより、人間が抱く愛情の素晴らしさを描いていると思う。主人公寅(寅雄)は、恋人の太田光を不慮の事故で失い、自/殺を試みる。250年後に息を吹き返したときに、待っていたのがヒカルB。恋人に似せた代替品のアンドロイドとして寅の身の回りの世話をする。性能としては、不器用で素朴。不出来なアンドロイドは妙に人間的で愛嬌がある。でも太田光の代替品としてみるとやはり違い、寅はヒカルBに偽物と告げるが、その時には既に太田光の代替品としてヒカルBを見なくなりつつあったのだろう。ベッドも共にするようになったある朝、高性能のヒカルAが来てヒカルBは姿を消す。そこで、恋人の代替品としてでなく、ヒカルBを愛していることに気付いた寅が、ヒカルBを探し出して、ヒカルBの為に涙を流したとき、ヒカルBは代替品としてではなく、自分自身へ愛情が向けられていることを知り、プログラムされたのではない寅への特別な感情を知り寅を抱きしめる...。本当になんて美しいのだろうか。アンドロイドの純粋さに人間が応える姿に、人間の愛情の純粋さが表れて。その後、アンドロイドと人間の寿命の違いも、医学の進歩で人間がアンドロイドに近付き、ハッピーエンドを迎えたことを示唆する終盤の描写。どの場面も、人間とアンドロイドの純粋さが、人間も素晴らしいことを描いていて胸を打つ。何回読んでも、筋が分かっていても、このアンドロイドものの定番を覆した作品は、涙腺のツボを刺激し涙が溢れる。未見の方、おススメです。
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18件
2021年9月23日
ハッピーエンドの定義を考えさせられる物語
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで記憶に残る作品はいくつかありましたが、たった1巻でここまで強烈なインパクトを受けたのは、これが初めてかもしれません。
それくらい強く心を揺さぶられました。

主人公は山田寅雄。
寅雄の最愛の恋人が太田光。
名前でずっこけた、そこのあなた!
私も、ギャグめいた名前に最初は戸惑いました。
しかし、深く重い物語を読み進めるにつれ、この名前の現実味の無さが有り難く思えてくるのです。

スタートから不穏です。
まず光が轢死したニュースが流れます。
その直後、寅雄はマンションから身を投げます。
「光がいないなら生きていても仕方ない」と。

九死に一生を得た寅雄が目覚めたのは250年後。
目の前には死んだはずの光が…。
でも、目や髪の色も中身もちょっと違う。
その正体は、本物の光よりも3割減のアンドロイド、ヒカルなのでした。
奇妙な同居生活をするうち、寅雄にとって光の代用品ではないヒカルそのものになった頃、突然ヒカルは姿を消します。

なぜ、ヒカルは突然いなくなったのか?
そして、寅雄が取った行動とは?

ラストは思いきり泣けます。
そして、そのラストが単純なものではなく、ハッピーエンドなのか否か、人によって解釈が別れそうなのです。

主人公は、あの場所に生きてたどり着けたのか?
アンドロイドが250年もの間、過酷な環境で作動し続けることができたのか?
無事に2人が会えたとして、あの場所で生きることができるのか?
最後の二人の服装の意味は?

現実的に考えれば考えるほど、ハッピーエンドとは思えない要素があり過ぎるのです。
もしかしたら最後の場面は、2人が夢見た光景なのかもしれない。

しかし、もし物理的には実現しえなかったラストだったとしても、それはバッドエンドなのでしょうか?
私にはそうは思えません。

光亡き後「生きることの意味」を失った寅雄は、ヒカルという存在を得たことで、また生きる希望を持つことができました。
寅雄は500年という年月を経て、ようやく生きる希望を得て、生まれて初めて精一杯「生きること」ができたと思うのです。

だから、もし現実の結末があの場面通りでなかったとしても、寅雄にとっては紛うことなきハッピーエンドだと。
それは、アンドロイドでありながら人間の寅雄に愛されたヒカルにとっても。
このように、ハッピーエンドの定義を考えさせられる深い深い作品でした。
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2件
2026年2月26日
すごい作品に出会いました…。涙と感動の嵐
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 亡き恋人光の後を追ったはずが、目覚めたのは250年後の世界。そこにいたのは光にややそっくりめのヒカル、アンドロイドだった。でもヒカルは光の代わりではなく、本物のヒカルの代わりで…というストーリー。

緻密なストーリーで、本当によく考えられています。年表などもあり、250年の間に何が起こったのかも分かって、これから先こうなっていくんじゃないかと少しぞぞっとしました笑。読みながら、死ぬほど好きだった光との思い出や寅の想いがもっと知りたかった…と思いましたが、なるほど!そこがメインではなかったからですね!あんなに寅が光のことが好きだったにもかかわらず、ヒカルに惹かれるのにも共感できました。絶対本物のほうがいいんですよ!ビックリするほどポンコツでイラッとするのに、かわいくて癒される(*´꒳`*)何でも受け入れて、いつもニコニコただそばにいるのが健気で…。寅のこと大好きなのに、寅のこと思って身を引くのにも涙が出ます。
「光がいないなら生きていてもしょうがない」と自分の命を投げ捨ててしまった寅が、人間でもなく、光でもないアンドロイドのヒカルに、もう一度恋をします。さらに250年経ち、ヒカルが居るかもわからない中、諦められない恋心が寅を突き動かしていく。一度目の恋を失って500年、幸せを掴むことができるのか…。ぜひハンカチ片手にお読みください。

ラストは、「えー!ここで終わり?(゚o゚;;」と愕然としてしまいましたが、描き下ろしの最後の1ページまで読むと、安心できるはずです。(本当ならもっとラブラブな2人を見たかったのですが…。)スケールの大きい作品を1巻におさめるとなると、どうしても描くシーンが厳選されてしまうので、説明不足に感じたり、もっと見たかったと思うかもしれません。1回目の250年が丁寧だっただけに、2回目の250年になるあたりから駆け足になってしまった感もありました。500年経っているのに、本人の意識は自分の年齢分しか生きていない。そこの感情の移り変わりも描くのが難しかっただろうと思います。

でも、読者を引き込む力、誰かを一途に健気に想う純粋さ、アンドロイドと人間の壁を超えた交流…。遥かに超越した素晴らしい作品です。驚きと切なさと優しさと癒しがたくさんつまっています。BLのジャンルにとらわれず、たくさんの方に届いてほしい。
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30件
2023年3月26日
深い深い物語
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 山中先生の作品、好きです。「500年の営み」アンドロイドと青年のお話。

読みながら、手塚先生の「火の鳥」を思い出しました。「宇宙編」だったか、青年がずっと探し続けた女性は、実は最初から彼の傍に居た…というシーンを読みながら思い出しました。色んな解釈があると思いますが、このお話は主人公の未来ではなく虎のあの世での出来事の様にも感じました。

冒頭のシーンは、何度読み返しても胸が苦しくなりますね。綺麗なジャンプ。悔いの無い、虎くんの強い決意を感じたシーンでした。そのシーンの感想を書くのはいけない様に感じますが、例えば人間も犬もメンタルな動物ですが、自死する自由を犬は知りません。自死は選択できるものだと人間は知っている。だから宗教ででしかその行為を禁止する事ができない。言葉にするのが本当に難しいですがそれほどの行為…そこから始まる、この物語。

虎くんのその行為、彼の両親には衝撃とショックの無限ループだったのかなと。それまで自分達がしてきた事の後悔と、どうか光くんと幸せになって欲しい…という想いが寅くんに届いて、それが最後のシーンになっていくのかなとそんな風に思いました。

最終話の尾瀬への旅。アンドロイド・光くんが現存している確率は1%。それを信じないで研究所に残った虎もいれば、信じて尾瀬に向かった虎もいて。物語は信じた方で…。そして光くんに会えた虎もいれば、会えなかった虎もいる。作者は最後のこのシーンをはっきり描いていませんが、それはふたつのパターンの虎くんが同時に存在しているからかなと。2人が再会できたのは、息子への愛を送った両親の応援もあったからかなと。人はひとりでは生きていないんだなと…この歳だからか深いなと感じた作品でした。(アンドロイド・光には、虎が来る事実しかなかった。時間の流れ方の違う2人がまた…に大泣きでした。)

人型タイプから最後は四角形になったアンドロイド。その理由に納得でした。ロボットとは?といわれたら、どの様に感じるかは生活文化なんかでそれぞれなんだろうなと。だけどドラえもんと共に大きくなった私は、虎の様に家族だと感じるんだろうなと思います。 色んな解釈、SFは面白いですね✨
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7件
2023年6月16日
無数の中の「特別」、エンドの解釈について
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品はサン・テグジュペリ『星の王子さま』で描かれる「愛」に通ずるところがあると思う。とらさんが星の王子様で、ヒカル(プロトタイプ)がキツネという構図だ。250年後の世界で説明されていた戦争史やロボット工学技術は具体性があった一方、ビル崩壊からもう250年経った後の話は全体的に夢物語のように感じた。この500年後の世界で砂漠を移動するとらさんは星の王子さまのようだ。
また『星の王子さま』では王子様が、キツネやバラはたくさんあるが心を通わせたたった一つだけが特別な存在になることを言っている。他の無数のアンドロイドよりも、さらにはより生前の光に似た優秀なアンドロイドよりも、不器用ながら自分に全力で向き合おうとする”3割減”のヒカル(プロトタイプ)を選んだとらさんの姿がそこに重なる。
(王子様)「きみたち(たくさんのバラ)は、であったときのぼくのキツネとおんなじ。あの子は、ほかのキツネ10まんびきと、なんのかわりもなかった。でも、ぼくがあの子を友だちにしたから、もういまでは、あの子はせかいにただ1ぴきだけ。」
別の話になるが、ラストについてレビューを読んでいると、ハピエンと思った人や読者に明るい未来を想像させる終わり方だと感じている人がいる。自分と違う感想があり興味深い。私は現実ではハッピーではなかったが、ヒカル(プロトタイプ)の幻想のなかでは幸福な再会を果たしたと解釈した。現実では砂漠でとらさんは衰弱して息絶え、ヒカル(プロトタイプ)は家を建ててとらさんを待つ。その後長い時間が経ち砂漠には緑が生える。ある日ヒカル(プロトタイプ)が草原を散策し、彼の亡骸を発見してしまう。一方ヒカル(プロトタイプ)の幻想のなかではヒカル(プロトタイプ)の脚が直っている。二人は満喫し夢を叶える。こちらは時間軸がヒカル(プロトタイプ)がとらさんを待っている頃か、500年後からさらに時間が経過した後かわからないが。…と考察したが悲しすぎるので結局みんなハッピーだったということにしたい。
いいね
2件
2026年1月10日

最新のレビュー

また読みたくなって
確か実家にまだあったと思うんですけど、ふと思い出してまた読みたくなってしまって。ずっと昔に読んだけど名作は何度読んでも名作ですね。
ボーナストラックは初めて読んだかもしれません、ハッピーエンドで良かった!
いいね
0件
2026年3月23日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

名作アンドロイドBL
分析:まゆびー(シーモアスタッフ)
光という大切な恋人を失い自殺を図った山田。目覚めるとそこは250年後の世界。隣には光の”3割減“アンドロイド・ヒカルがいて…。恋人には似ても似つかぬ出来損ないだからこそ、ヒカルへの愛が生まれ育まれていくのがなんとも切ない!結末の余韻まですべてを味わってほしい、山中ヒコ先生の人気作です。

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