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作品内容

殺した男の子供を、刑務所で出産した受刑囚・松沢良子。だがそれは、殺してもなお、消しがたい恨みをぶつけるためだけに産んだ子供だった。その心をいち早く見抜いた所内医・早川は、子供を松沢の手の届かないところへ隔離する。月日が流れ、松沢の出所日が間近に迫ったある日、退官していた早川が松沢のところを訪れる(第1話)。▼海辺の宿で働く一人の女。そこで、初めて客と夜をともにする。だが、その客はただの客ではなかった。彼は、彼女が昔愛した男。この男を忘れるために、彼女はこの町に来たのだった。女を思い出さない男に、翌朝、女は男との細い絆をたどり、男に問いかける(第2話)。▼女子少年院の教官・野崎洋平には、気がかりな少女がいる。その少女の名前は菊島あけみ。彼に、月に一度は手紙を出すと約束して、1年前に仮退院した少女だ。だが、その便りも途絶えて、すでに3か月。また、元の生活に戻ってしまっているのではと危惧しつつ、野崎は歓楽街を訪ねてまわる(第3話)。

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アニメ化

「人間交差点 HUMAN SCRAMBLE」

【声の出演】

反町隆史 / 唐沢寿明 / 沢村一樹 / 財前直見 / 押尾学

【制作会社】

A・C・G・T

【スタッフ情報】

原作:矢島正雄、弘兼憲史

監督:久米一成

企画:亀井修、庄司隆三 / エグゼクティブ・プロデューサー:宇佐美廉 / スーパーバイザー:鈴木総一郎、奥山豊彦 / 監修:久米一成 / キャラクターデザイン:神村幸子 / 美術監督:藤田勉 / 撮影監督:鈴木敏 / 音響プロデューサー:三間雅文 / 音響監督:柏倉ツトム / 音楽:野村教裕、林祐介 / 音楽制作:prime direction / 企画協力:ビッグコミックオリジナル編集部 / キャスティング協力:研音 / プロデューサー:小林教子、清水良司、服部街宇

【音楽】

OP:片瀬那奈「REVENGE~未来(あす)への誓い~」 / ED:朝比奈亜希「Believing」

レビュー

人間交差点のレビュー

平均評価:4.5 30件のレビューをみる

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高評価レビュー

アラフォー以上にオススメ
全27巻とも購読済。

島耕作シリーズの弘兼憲史が「黄昏流星群」以前に描いた作品。本作では、弘兼氏は絵のみの担当のようで、原作を脚本家の矢島正雄氏が手掛けている。

全27巻・全232話ともなると、さすがに「あまり面白くないなぁ」「似たような話だなぁ」というものも少しは混ざっている。

しかし、全体のクオリティは高い。

「黄昏流星群」が好きで、もっとクオリティの高い「黄昏~」が読みたいという方にオススメしたい。
なにしろ「黄昏~」は、確かに面白いが、一つのストーリーを5話、6話に亘って引き延ばしている点が気に食わない。
その点、「人間交差点」は基本的に一話完結型(わずかに前編・後編に分かれたエピソードもあるが)。
描かれているのも「老いらくの恋」だけでなく、「人間模様」をキーとした様々なエピソードが詰まっている。なにしろ第1話からして、いきなり刑務所内の女囚が、我が子を憎み、殺そうとする話なのである。

というわけで、中身の濃さでは「黄昏~」に勝っている本作だが、1980年代の作品なので、当時の世相が理解できていないとピンとこない内容ではある。
つまり、アラフォー、アラフィフにオススメ、ということだろう。
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3件
2016年8月17日
人間交差点ってどこ?
ある辞書によると、「交差」とは二本の道や線が十字に交わること。としており「点」はその「所」ということになるのである。しかし「人間交差点」は、ある人と人が、縁を生じさせる出会いをいうのであろう。また縁から、それぞれを更に深く結びつけていく絆へと進むに従って、それぞれ一人ひとりが、一本の糸の半分に対しての、離れ難き責任(義務)を担うことになっていくのであろう。だから、道や線の交差は二本かも知れぬが、人間の交差は半本と半本の糸からの始まりなのである。しかし、自分が何時、その交差点を過ぎたのかは判らないのだ。命を老いへと運んでいく間にある運命の変遷の中で、その時、無意識で通り過ぎていくからであろう。 自分の「人間交差点」って何処だったか教えて? ほとんどの人はそういうのだ。だからまず、この本の中で生きている、人の心を読んでみようよ。
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3件
2008年1月7日
人生の交差点
1話完結のオムニバス・ストーリー。

私が17歳だった頃

今から15年以上前に、毎日通っていた喫茶店に置いてあった作品😃

その当時でさえ、時代背景の古さに違和感を感じる事なく感情移入できました。

歳を重ねた今
読み返す事で、また新たに『感じ』『得る』事ができかなり感動です✨

2児の母になった今の私が、17歳だった頃の私に出会えるような作品。

読んだ事のない方の心にもきっと、何か残るのではないかと思います😃
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5件
2008年8月9日
しみじみ
人と人の出会いがうむ、様々なストーリーですが、それが本当にたまたま交差しただけなのか、そのまま寄り添っていくのか、すごく味わいのある話ばかりです。

たとえ一瞬すれ違っただけの出会いになってしまったとしても、その人の心が、宝にしたり傷にしたり、忘れたり忘れなかったりするものだと感じました。
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3件
2009年1月18日
面白い!
色々な人間模様を垣間見る事が出来、それぞれのストーリーの主人公になったよう…ポイントが安いので一気に読めるというお楽しみ感も大きい。大好きな漫画なので嬉しいです。ポイント気にせず楽しめます!
話の最後にあらゆる椅子のカットが出てきます。毎回次はどんな椅子かなと、楽しみになったりします。
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3件
2008年8月6日

最新のレビュー

懐漫!?
辛い過去、容赦のない現実、それでも出逢いが救いを生む。
80年代、昭和末期を懐かしむ。
現在は矢の様に過ぎ、未来は躊躇いながら近づく、過去はただ、佇む。
漫画で実感、時の過ぎゆくままに・・
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2件
2024年10月7日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

喜怒哀楽が交錯する人間ドラマの金字塔
設計:うーちゃん(シーモアスタッフ)
様々な人の喜怒哀楽や愛憎にスポットを当て、人間模様を描くオムニバス形式の漫画。1話目の主人公は、殺した男の子供を刑務所で出産した受刑囚・松沢良子。子供に恨みをぶつけたいためだけの出産したのですが、所内医は良子の本心に気づき、子供を施設へ預けます。本作の主人公は受刑者、刑事、銀行員、陶芸家など様々。しかし、いずれの人物も心の中に愛憎が渦巻いており、その思いや行動に至る過程や機微が詳細に描かれています。生死に関するエピソードも多く、時には主人公が死を選ぶことも。実際の話かと思うほど主人公達の思考がリアルなので、つい読みふけってしまう作品です。作者は矢島正雄先生、作画は『島耕作』シリーズで知られる弘兼憲史先生です。小学館『ビッグコミックオリジナル』で連載され、全27巻で完結しました。テレビドラマ化や映画化、テレビアニメ化もされて話題となった有名な作品なので、ぜひ読んでください。

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