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ひだまりが聴こえる【単行本版】
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作品内容

―――あいつ、耳聴こえねーの?

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ドラマ化

「ひだまりが聴こえる」

【出演】

出演:中沢元紀 小林虎之介

映画化

「ひだまりが聴こえる」

レビュー

ひだまりが聴こえる【単行本版】のレビュー

平均評価:4.6 622件のレビューをみる

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高評価レビュー

隔てるものを乗り越える屈託の無さが身上の
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 太一の性格が、殻に籠もっていた航平を少しずつ変えていく。その過程でのエピソード、誤解や理解不足の解消、読んでいてご都合主義は無く、むしろ聴覚障碍に中途でなった航平の立場に作品が寄り添っていて、読んでるこちらからも「あっち側」を知っていく。航平は、難聴者でない人達を「あっち側」として、引いて見ているが、それは互いにあっち側。万年金欠でバイト先探しに明け暮れている太一の毎日、想像するだに相当に大変であるのに、生来の明るさとガッツが読み手の気持ちを軽くする。しかしその経済的環境では、まず切り詰められるのは食事。欠食児太一の胃袋は本当は特別な物でなくてもよかったかもしれないが、航平の家庭環境は幸いした。バイト生活の日々は長丁場の講義受講に耐えられないが、頑張りはしている。その構えたところの無い太一がほぐす航平の心の壁。
所詮判らない、としたらそのままなにも変わらないが、太一の行動や距離を作らない態度で航平に与える影響は、各エピ描写的に些細に見えても、とても大きくて効果的。
絵が穏やかで落ち着いており、音の聴こえにくい航平の状態、難聴者になって以来の心境の変化、周囲の航平に対する接し方などスッと入ってくる。もどかしさも無念さも、そして聞き返す毎に募る脱力感も、自分の状況にお構いなしの級友達の彼に対する不平への悲しみも。
土俵違いで申し訳ないが、育休明け職場で私に大変に理解を寄せた人が唯一居た(寿退社を是とする会社)。彼女は既婚者の年上、しかし数年後彼女自身が同じ立場になったとき、驚くことを告白した。「自分がその立場であったら、と思って、精一杯理解したつもりだったけれど、自分が同じ立場になって初めて判ったことが沢山あった」と。どれ程わかり合おうとしても、難しい所は残るのかもしれない。「あっち側」に行ってみないと判らないことはあるのだろう。しかし、わかり合おうとすることの極意は、その告白に通ずると思った。
日本語が上手ではない外国人に、早口で難しい単語を使う人も結構居る。わかり合う肝というものは普遍的なのだろう。

漫画のタネとして扱うのではなく、中3で突如の航平の身の上に起きたこと、それがどう彼の性格を屈折させ、太一が乗り越えて近寄ってきたのか、しみこんで入ってくる。とても素敵な出逢いを見せてもらった。
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5件
2024年6月30日
出会いは本当に大事です。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作品は、耳に障がいを持つ優しい性格の航平くんが、元気で心の真っすぐな太一くんに出会い、お互いにいろいろ経験しながら成長していく中で、恋愛的にも惹かれ合い(最初は航平くんの片想いから)2人の距離が巻を追うごとに近付いていく(ちゃんと巻を追っていくと長丁場の)ストーリーになっています。でもメインは、現実社会の障がい者の生き辛さと、それを取り巻くいろいろな考えや対応、それこそ健常者だけではなく、それは障がい者同士にもあり、とても考えさせられる現実的で繊細な内容になっています。何度読み返しても同じ所で感動して泣いちゃうのですが、ただもしBLを期待して購入するのだと、少々物足りないかもしれません😓今現在単行本が6冊出ていますが(現在進行系)太一くんがだいぶ奥手なので、今の段階で太一くんからのキスを練習している状況です…。あとがきにも書かれているのですが、どうにも作家さんがあまりBLは気乗らない感じ…?今の所紙でも追いかけているシリーズですが、そろそろちょっと悩ましいのも事実。ノンケ同士のカップルとはいえ、障がいがある無いに拘らず同性同士の恋愛はどこにでも起こり得る事で、そこも含めてこの作品に惹かれて読み始めているので、その部分にももっと重点(というか、単純にもう少し2人の恋愛を見たい💗お互いをとても大切に想い合っているのは十分伝わるが、一緒にいる場面が少ないよ〜!)をおいて描いていってほしいなぁと思ったり。でも読み返すとやっぱりそこが少なくても感動して心満たされ、まぁいっかってなるんだけど。まだ始まりのこちらの作品レビューには必要以上の内容も書いてしまいましたが😓ご参考までに💨以上の事から、気の長いストーリー重視の方にオススメします😉
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3件
2022年5月6日
そう簡単には物語が進まないのは理由がある
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作品は難聴の人と明るい(うるさい)色々行動が忙しい彼との恋愛どうなるか物語で色々話は中々進まないですが個人的にはそうだろうなと思います―――
あとラブが多めが好きな人には、こちらの作品の巻数は出てますがラブはまだないぐらいの気持ちで了解して購入した方がガッカリしたりしないと思います―――あとがきに先生達の会話にもラブに関して話してるのがまた面白かったですが

作品を読めばラブの前に色んな問題があってラブどころではないんです―――

難聴の彼はこの問題から色んな選択肢や行動に色々積極的に行動するには難しいと思うし、明るい彼はもともと恋愛モードの雰囲気もなく毎日ワチャワチャしているので2人に接点はないような雰囲気ですが難聴の彼が明るい彼にひかれた所は他の人とは違う彼しかない雰囲気や考え方や行動力のきっかけなんだろうなぁ―――

中々話は進まないのですが恋愛どうなるか?の前に難聴の彼にとって難聴と向き合うなかで感情にブレーキしてたり気を使ったり卑屈に考えてしまったりする事に巻数があるのも自然だし、それ以上に明るい彼に恋愛モードになってもらうのも大変だろうから、もし1巻2巻で終わる作品なら話の間に1年後、3年後、と言葉をいれていかないと色々難しいだろうから気長におってますが今は単行本を待てず単話で追ってるのですが話がゆっくりなので単話で追うのは少々もどかしいですが、これからも単話の人として購入していくのでしょう―――
あとどの表紙も色合いが綺麗でいいですね
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2件
2024年10月23日
星4,5。1作目。ヒューマンドラマ。
現在シリーズ8冊。
シーモアさん、別々だった紹介ページを一つにまとめたんですね。
〈それ故の追記&加筆です〉〉

<1ひだまりが聴こえる→2幸福論→3〜5リミット3冊→6〜8春夏秋冬3冊→?>
投稿時は紹介ページが別々だった時のものなので、1巻のみの内容。
幸福論以降もレビューしたと思うけど、そのページはもう開けない(読めない)んじゃないかな、、。
せっかく投稿したものが前触れもなく消失するのは残念だが。。
どうせ主人公は同じの続編ですから、一緒の方が読む順番がわかりやすくて良いと思います。

消失した分は何て書いたかもう覚えていないが、読み返しした時に気力があったら幸福論以降の内容も追記レビューしますね。。
長編レビューはちょっとめんどいんだよなぁ〜(苦笑)。
〈以上追記終わり〉〉

確かに。
これ1冊ではBLというより、一般小説のヒューマンドラマに近い。
でも想いはちゃんとあります。
それより友人としての立ち位置や恋愛よりコンプレックスやドラマ展開での心情が丁寧なので、BLのラブは軽い。

でもお話としてはすごく良いです。
1冊読み切りの区切りの良いエンドなので、とりあえずこれ1冊だけでも読めます。
BLのラブの方はこの先進展があるようで、楽しみ。

〈ページ数&描き下ろし〉
1巻:200ページ、1冊表題作(描き下ろし14p+カバー下2p付)。
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3件
2018年9月11日
あちら側と、こちら側
線引きをするのは本人なのかもしれないし、理解の無い人達なのかもしれないですね。もしくは勝手に理解してると思っている人達・・・?
大学にて、難聴の航平と元気のいい太一が出会います。
太一は、今まで航平が出会った人達とは違って、大声で、やたら元気で、いつもお腹を空かせていて、何にでも真正面に受け止める人。そして「難聴だから」とか、特別扱いもしないし、線引きしない人。そんな太一に出会って、色んなものを諦めていた航平の心がちょっとづつ動き始めます・・。これ、正直泣けます・・・・。題材が題材なのもそうなんでしょうけれど、作家さんの作品力も凄いんですよ!お互いの気持ちとかもそうだし、周りの人達の設定も細かくて、いちいち「あ~・・・可哀想だけど、そんな態度も解らなくもないな・・」とか頷いてしまいました。それぞれのキャラの役割が活きてましたね。BL要素はほんのり気持ち程度・・・なんですが、そこはそれこそ必要ないのかも知れないです。でも確かに航平にとって太一は殻を破ってくれた唯一無二な人であるし、太一にとってはまだそれが友情なのか愛情なのか微妙な感じだったけど「大切な人」である事には変わりない。お互いを「大切に思う気持ち」があればそれはもうBL認定✨
この作品、続き?番外編?があるようなのでそれも楽しみ😄2人の未来、ずっと見守り続けてゆきたい・・・そんな作品です♪
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4件
2021年12月24日

最新のレビュー

いつまでたっても・・・
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 正直もう今からでも構わないからジャンル換えした方がいいと思う。ヒューマンドラマにすればいいかと。
そうすれば男二人の友情関連で普通に読めるでしょ。
BLにカテゴライズされるからモやる。「進展遅すぎん?」ってなる。
なんか作者もBL誌だからBがLするシーン入れてほしいって言われてたんでしょ?でも今じゃもう編集も諦めてんのか?
相変わらず何も二人の関係は進展しない。何も「さっさとヤレ」って言ってんじゃないよ、しなくたって別に構わない。
ただくっついたはずなのに新たな章が始まるとまた「くっついたんじゃなかったっけ?」って言う風になってたり、どうしたいのかさっぱり。

嫌ないい方しちゃうと、障害を持つキャラが出てくるBLはいくつかあるけど
あまり性的な臭いがないキャラでも心境の変化や感情の自覚とかで短くてもうまくまとめてる作品は普通に他にある。
そういうの読んでる方が私は良いなと思った。いつまでもダラダラどうなるかわからないの読み続けるのはしんどい。
こういう、障害にもいろいろあって、障害を持つ人にも色々いて、障害者のために動く人たちもいて
そういうの知れるって言うのはとてもいいと思うけど、それは上述した他の作品でも同じように感じるし、勉強にもなるし、
自分で調べたりもする(私は)。だからそこばっかメインみたいにされると何読んでるのかわからなくなってくる。
障害及びそのために動く人たちのことを描くのがメインになるなら尚のことジャンル換えたほうがいい。
どっちにしろ主要キャラ二人ともノンケなんだし。
少なくともBが思いっきりLするの読みたい人にはあまり向かないと思うので。
興味を持たれる設定を無理にBLにねじ込む必要は無いでしょ。

あと、マヤみたいな女ほんと嫌い。失礼な人間は好きになれません。
彼女にも色んな感情があるんでしょうけど、初対面なのlにあんな態度とるかね。幼稚さにイラっとしてばっかだった。
それに対する太一の思考も理解できんけど。
もっと「はっきり」二人がしてるならいいけど、いつまでたっても「はっきり」はしないので私は離脱。
もどかしいなんてレベルじゃない、イライラしてきます。
この先BLらしくなったとしてももうどうでもいいです。
いいね
1件
2025年4月21日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

青年を包むひだまり
広報:あずき(シーモアスタッフ)
大学生の航平は、耳に障害を持っていることで周囲から誤解を受けることが多く、うまく周りにとけ込めないでいた。そんなある日、同じ大学の同級生太一と出逢い彼の底抜けに明るい性格に触れ、航平は少しずつ心を開き初める…航平と太一を中心に描く学園ラブストーリー。難聴という難しいテーマを扱いながら、青年の心のうごきに寄り添って丁寧に描いていく物語に静かな感動を覚えます。ボーイズラブというジャンルの垣根を越え、広くオススメしたい作品です。著者は文乃ゆき先生です。「オリジナルボーイズラブアンソロジー」にて連載中。

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