終始、二人がどれだけ想い合っているかをしっとりと見せ付けられます。
静かです。
他のお話みたいな事件や二人の危機はあまりなく、おだやかな日々の中で、誰も二人の間に入ることは出来ないんだと思わされるエピソードが綴られます。
そして直接的な表現じゃなく、エロいです。
11話『ふたつめのアイス』なんてゾクッときます。はい。
受け側の洋が身体の負担を感じつつ、ついさっき抱かれたばかりなのに、ふとしたきっかけでまた拓哉を欲しくなる。
慌ててそれを隠そうとする。
気付く拓哉…
もうね、柔らかにエロいのです。
終り方がいまひとつですが、この流れだと仕方ないのかな。起承転結っていうお話じゃないし。
でもとても良い作品だと思います。