ネタバレ・感想あり世紀のウエディング:サン・ミッシェル王国編 Ⅲ プリンセスの告白のレビュー

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ヒロインを愛する彼が素敵過ぎる
2018年12月24日
頁数が少ないのかと思う。読み始めたと思ったらもう最後の頁。脂の乗ってる人気作家の数本の連載を抱えているような雑誌だったら、一冊で何本も楽しめて、その上クオリティの悪くない読み切りまで入って、という30年以上昔の感覚でいったら、もうこれは、勿体ない提供方法。作品には一切不満はないが、ただただHQの値段の高さに腹が立ってくる(読者を怖じ気づかせ獲得し損なってるだろう)。

ストーリー展開は、勘所を押さえた手際の良さが光る、綺麗な話。人物はメイン二人がとても美しい。
麻生先生の描かれるキラキラのセレブ感、王族のプライドや、お育ちの良さから滲むキャラの軽薄でない高潔感。
お約束通りのストーリー。それを眺めて楽しむ居心地の良い作品。休日のゆっくりとした時間に、少しの心のエネルギーを補填出来る丁度良い読後感。
価格の高さだけが残念。このような作品が三作ひとまとめにで一冊に編集して現行価格というぐらいが、自分の中では適正な価格水準。
頁数と価格を決めるのは、編集・出版サイドの話だろう。私が読み始めて二度値上げがあったと思うが、読者層をアテにした安易な値上げで、割高感はどこかの国の燃料税問題のように一触即発の領域だ。このサイズの作品単独なら300円(300p)以下でいいと思う。

こういう肩の凝らないキュートなロマンスが好きなので、もうわかっているのに何回も頁を手繰ってフワリと気分を軽くさせている。

「君はそのままでいいんだ」
「彼女と赤ん坊が無事なら僕はもう一生何も望まない」
読むたび、この台詞を言うチャールズの頁に来ると頁をめくる手がスローベースになり、その現場の空気感を想像して吸い込んでいる。
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正反対の双子
2017年10月1日
兄のしたことの償いとか有利性とか言うからややこしくなった二人。結婚を急がず手を差し伸べて少しずつ距離を縮める作戦は思い浮かばなかったのだろうか😓 それにしても人として最低の王様だし、ヒロインの国も最悪の王妃だし、どちらの国も国民が気の毒😔 優しく毅然としたヒロインと人格的に素敵なヒーローの方がふさわしいのに💦
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切ない
2010年1月3日
最後はハッピーエンド。

でも切なくて、読んでいて少し涙がこぼれました。
ひどい兄
2018年7月9日
弟が、恋してくれてよかった!
子供までいるつまを、追い出すなんて、、と思ったけど結果収まる所におさまってよかった
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幸せになって欲しいです
ネタバレ
2017年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元夫は最低ですね。それにしても今頃母が正式な結婚ではないなんてヒロインがかわいそうです。契約結婚も破綻してしまって健気に頑張っているヒロインに祖母も冷たく血が繋がっているのに。最悪だったストーリーでしたがヒーローが素晴らしい人でしたので救われました。義母や元夫に羨ましがられるほどヒロインには幸せになって欲しいです。
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読んだ後幸せになれる
ネタバレ
2016年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 麻生先生の描くヒロインになったような気がして、感情移入して読んでしまいます。理不尽な離婚をされ、実家にも帰れず、四面楚歌のヒロインにプロポーズしてくれた元夫の弟。あー悩む。思い切って結婚していいのか悩むわあ。などとヒロインと一緒に悩み、途中涙して、最後に思い切り幸せな気持ちになれます。
優しい
ネタバレ
2013年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ないくらい可哀想な姫。でも、かわいさはバツグン!おなかにあかちゃんはいるし、離婚されるし、王族じゃなくなるし大変なんだけど、母は強し!凛としていてすばらしいです。そんな中結婚を申し込まれます。優しいんだな~。麻生先生だから強引にカッコ良くかと思いきや、ずっと優しくそして、かっこいいんだな~。いつも艶っぽい雰囲気がキュンと来ます!大好きです~☆
素敵。
2010年5月11日
深い傷が癒えていくような、優しく人の温かさを感じるお話です。

『ザ・ハーレクイーン』を希望される方には、少しあっさりしている内容かもしれません。
塞翁が馬
ネタバレ
2017年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ サン・ミッシェル王国の長女のお話。こちらの王室は亡くなられた国王が4回も結婚していて家庭環境が複雑。ヒロイン含め三姉妹が王族の資格を剥奪されてしまいます(この辺りはシリーズ4作目『プリンセスへの階段』に詳しい家系図が載っています)。作中登場する妹二人は、恋愛結婚で嫁ぎ先にいるので問題ありませんが、ヒロインはお腹の赤ちゃんごと離縁されてしまい、仮住まい先も継母王妃に追われ、ヒーローのプロポーズを受ける事にします。でも人生何が幸いか分かりませんね!もしあのまま嫁ぎ先にいたら、もし継母が優しくて実家に戻れたら、ヒーローとの愛情溢れる人生はなかったです!ヒーローは終始優しいので、ヒロインが悩んでいるのが、ばあやさんの言うようにマタニティブルーに見えてしまうくらい、穏やかなお話でした。
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