ネタバレ・感想あり花はどこへ行ったのレビュー

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好きだなあ…
2014年10月19日
深くて重い、けれど心がリアルで、この人のお話はすごく好きです。独特の世界観が本当に素晴らしいと思う。一つの映画を観た気分になります。今回はモデルを撮るカメラマンが戦場カメラマンになり、戦地の様子や悲劇、そういった中での愛情。洋画を見る気持ちで、一度読んでみてほしいです。
星5にしたいけど悲しくて…
2024年11月25日
辛すぎる…。こんな時代、こんな状況で、ハピエンなわけがないんだけど悲しすぎるよ…。これは過去の誰かにあったかもしれない現実であり、今もまだどこかで起きている現実なのだと連想されて、胸が締め付けられる…。生きていたことを永遠に覚えていてくれって…戦争で亡くなった人たちみんなの魂の叫びだよね…苦しい。絵柄の好みはあれど、作者様の作品はいつもヒリヒリと胸が痛くなり、けれど読みたくなってしまう何かがあります。バドエンの中でも死別は一番無理なんだけど、戦争ものだけに目を反らしてはいけないのかなって、思う…。
不思議な気持ちに…
2019年10月25日
映画のような物語でした。絵と内容も合ってるし、読み終わると何とも不思議な余韻を残してくれます。
blのみじゃない
2019年2月1日
これはbl作品という一言で言えるような作品ではないという感じでした。紛争の悲惨さが伝わってくる。人がバタバタ死んでいくので地雷の人は要注意。
ストーリー重視系
2017年5月29日
あまり詳しいことは分からないけれど、実際の出来事や機関(企業)をベースに展開されており、ストーリー重視系の作品です。
ボスニア・ヘルツェゴビナは、(紛争が終わった後に)行ったことがあり、街中のいたるところに銃撃戦の跡が残っていたのが印象に残ってるのですが、なぜ紛争が起こっていたのか、これを読んで初めて理解しました。
主人公が商業カメラマンとして成功しつつも堕落的快楽に溺れて、奥底にくすぶっていた何かを探し求めて戦場カメラマンに、という感覚は分かります。
戦場ならではのひどい描写もあり、かつ甘々な終わり方をしない作品なので、読む人を選ぶと思います。
表紙の主人公が女みたいで少し敬遠していたところもあったけれど、読んだらちゃんと男だったのでよかった。
ただ絵柄があまり好みじゃなかったです。
読み放題対象。総204ページ。
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いのちの尊さ
2015年11月26日
戦争の悲惨さと人間の残酷さが浮き彫りになっている作品です。覚悟を決めていった戦地でも仕事より命の方が大切。だからヤスミンは言い続けたんだと思う。ただヤスミンとの絡みがもう少し見たかった。
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作家名: 紅井採乃
ジャンル: BLマンガ
出版社: グループ・ゼロ
雑誌: 男子上等!