ヒロイン、仕事に帰るまでの短期のお手伝いが、この先、忙しくなったらどうするのだろう。
彼はこのあと求職?勿体無い。その仕事、危険度下げて続けるのは、その世界に身を置く者としては血が騒ぐだろうから、辞められない人間多いと思うし、また、実績を考えると周囲も引き留めるだろう。
それにしても助っ人のかたの、雇い入れの経緯が疑問。理由付けはされていても、いくらHQに辻褄を求めていなくても、でもそこは結構気になりポインツ多し、やって来たルートにはやっぱり要なのに、「はてな」が・・・?。
数々のわだかまりを残して、ストーリーは完結。
スリルと謎が引っ張ってくれるが、ちょくちょくおあずけとなった二人が、最後くらいイチャコラしてくれても良かったのでは?と思ってしまう。
話の主旨からいってエンドシーンがそこに、つまり他の軸にかかる顛末にウェイトかかる宿命なのはわかるが、頁数そこまでかけなくても、HQ的に華あるメインの方の二人に少し譲って欲しかった。
結局主人公は誰なのかがボケてしまったので、読後感も少し迷走。