このレビューはネタバレを含みます▼
短編集とは思えない内容のち密さと濃さに今更驚かされます。
短編で読むのがもったいない。
でも読めてしまうので、何十巻も読むのが嫌だけどなにか短くて面白い話を読みたいな、という時にはこの方の作品は本当におすすめです。
ハネムーン中に別人格になって消えてしまう花嫁。
どんどん先祖帰りしていく先に、母星に帰りたい、的なまた超古代文明の怨念的なのが来ます。
超古代文明、いつもこれさえ出されれば納得してしまいます。
日常に潜む超大河ロマン。
話を膨らませれば何十巻も長く描けそうです。
他の短編も秀逸。
もっともっと評価されてほしい作家さんです。