血の繋がらない家族ものは大好き。あばらが浮くほど細くて儚げで色っぽくて生活能力の無いおじさんに、高校生の甥っ子が振り回されます。おじさんがときどき子供扱いしてくるのがいいなぁ。とにかくキャラクターが動いて話が動く、という進行具合なので、話がよく作られているなぁというよりは、勢い任せのドタバタ感が否めないです。主人公の顔は、ほぼ崩れてるんじゃないかというくらいわちゃわちゃ忙しい。全然かっこよくない。世話焼き性なんだけど、まだ子供らしく翻弄されてます。ラブな雰囲気にもひたるヒマがない。笑
もうちょっと萌えたかったし、甘さも欲しかったけど、あのおじさんの性格じゃしょうがないか…
血では繋がっていない家族愛がとてもいいです。
(あ。2巻まで読まないとボーイズのラブは見られません)