ネタバレ・感想あり山へ行くのレビュー

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「柳の木」「春の小川」が好きです
2022年1月30日
短編集ですが生方さんはじめ登場人物がクロスする部分があったりで面白いです。特に「柳の木」と「春の小川」は続きではないのでしょうが自然と涙が溢れてきて止まりませんでした。生方さんの弟さんが登場するのがまたなんとも言えなくて。心に残るお話です。
ここではないどこか
2021年12月26日
短編もので、お話によってはそれぞれに繋がりがあり、それを見つけるのもおもしろいです。SFのような不思議なお話や感動したお話、憎めないようなお話もあり、満足です。
日常の側にある異世界
ネタバレ
2020年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 家族に纏わる短編、一部連作。
親を思う、兄弟姉妹を思う、配偶者を思う、子供を思う、親族の繋がり、家族の絆。
ちょっとした心の引っ掛かり、何てことないすれ違い、徐々にズレていく日常。今までとは異なる状況にシフトする必要性、取り戻すパワー。
不思議な出来事、蟠り、思い出、喪ってしまう人、浄化、結束、再生。
実際に見聞きした人や衝撃を受けたストーリーから漫画化したものもあるようです。
『柳の木』は変化する風景と成長する子供、優しく切なく変わること無く寄り添う母親の愛情を的確に表現しています。別の見方をすれば、執着や呪縛にも捉えられる。流石の描写力です。
面白い
2024年7月31日
主人公がここではないどこかへ行こうとするのが面白い。漠然とした不安に駆られているというのがよくわかる。
日常のなかのふとした事を。。。
2020年9月2日
淡々と進むようで、不思議な世界へ運んでくれる短編集。特に山へ行くは日常にあるあるな事がなんともいえない積み重ねで映画みたいに進行していく。私も山へ行きたい。
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