ネタバレ・感想あり羣青のレビュー

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言葉にするのが難しい
2025年2月18日
凄いです。本当に凄い。そして凄く重いです。

表紙の絵が好みではなく、なかなか読み始めなかったのですが、読み始めると止まらなかった。上中下の3冊ですが1冊が500ページ越えでボリューム満点です。
同性愛と殺人教唆を軸に貧富、DV、妬み、羨望、愛情、憎悪、家族、理解、同情、色んな感情がぶつかり合って凄いです。

アングルとかも独特で映画のようだと思っていたら、実際にネトフリで映画化されているようです。でも何か冷めてしまいそうで見るのは止めました。
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ネトフリの「彼女」と比較にならない感動!
2021年4月30日
ネトフリの「彼女」が濡れ場は印象的だけど、二人の内面描写が希薄でストーリー展開が腑に落ちなかったので原作を読んでみました。
原作者が女性でビアンだからかレズビアンの疎外感、家族に対しての後ろめたさ、報われない感情の描写がとてもリアル。愛情と愛憎が揺れ動く中でお互い傷つきながらも、相手を求める姿が漫画というカテゴリーを超えた純文学のようでした。
映画には描かれていない、本当の伝えたかった物語の核になる一番大事な事が原作を読んでやっと知ることが出来たので、映画を見て納得出来ずもやっとした方にはとくにオススメです!
出来れば紙で欲しかった。
2021年4月25日
上を読んで、実写を観て全然納得出来ず、すぐ書店へ走りましたが、重版かからない限り注文出来ないと言われ。
中・下をこちらで読みました。
どうやら主人公らと同い年で、年代が違うと色々取り方は違うのかも知れませんが。
緻密に入り組んだすれ違い・逆に合致する時のバランスの妙、辛いだけでなく優しくもあり、散りばめられた痛みと温かさの量が本当にリアルで、無茶苦茶泣きました。
私も恐らくそれなりに幸せな生活をしていますが、これが単につまらないファンタジーとしか思えない方は「ずっととってもお幸せでいらしたんですね」という感想です。
そして、これが痛い程面白く感じる生き方で良かったなと思います。
なんだか
2021年3月25日
引き込まれました
そして最後は何故か涙がでました。
続きも読みたいです
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リアルな人間の話
2020年2月11日
きっとこんな境遇の人たちっているよなあって感じました。そんな人間の細やかな感情を丁寧に表現した作品だと思います。
普通のひとからしたら引いてしまう、理解出来ないこと、目を向けないようにしてる日常から逃げずに立ち向かう、人生のネガティブな部分を生きて苦しみながらも前に進む登場人物たちの姿勢は、人間らしくてなんとも美しい。
正論では片付けられないことがたくさんある、それを知ってるひとが読めば心が熱くなる作品だと思います。
引き込まれる
2020年1月10日
内容もそれぞれの立場の心情にも引き込まれる。
セリフが多く、漫画らしくない重みのある描写。
なんども定期的に読み返してしまう。
どうしてこんなにも
ネタバレ
2019年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ どうしてこんなにも中村先生は、心を削って物語を描くのだろう。そう思った作品でした。
中村先生のこれまでの出版をみているとわかることですが、フィクションの中にも、実際に投げつけられた言葉だったり、もしくは自分が大切にしているひとたちが踏みつけられたりしたストーリーも入っています。
ああ、その時このひとは、こう感じたのだな。こう感じたということを、今心を消耗しながらかいているんだな。と思いました。
苦しくなります。傍目にはハッピーエンドといえるのかはわかりません。でも各々各自選んだ道を、これからハッピーにしていくのでしょう。
読み終わったあとにも物語が膨らむ、素敵なお話でした。
凄い作品
2019年3月27日
すごい作品だった。
何度か涙してしまった。
絵の描き込まれ方もすごい。
最高でした。
2019年2月18日
言葉では言い表せません。
とにかく最高の作品です。
もう一度読み返してきます!
つらい…
2024年6月15日
辛い!苦しい!すき!
情念たっぷり!あっけらかんとドロドロがまぜこぜでウッとなる。感情ブンブン振り回されて疲れちゃうけど読んじゃう。転がる幸せ。一度読んだら忘れられない漫画。
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展開における善し悪しの判断が難しい
ネタバレ
2022年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ん〜なんとも言えない。。個人的に評価するのが難しい作品でした。題材やストーリー、キャラたちそれぞれの心情に関しては、すごく好きだなと思ったんですが、作品全体の展開の仕方にちょっとハマりきらなかったかもしれないです。よく言えばテンポがいいのかもしれないですが、自分的には怒涛過ぎて読んでいて少し疲れました。怒涛な展開の連続も好きですが、所々落ち着いた静かなシーンも挟んでほしかったかなと思いました。でもすごくおもしろいです
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関係ないけど
2020年7月4日
あーしの目がきしえさんで鼻がさつきさんみたいだなぁ〜とずっと見てました
そこばっかり気になったw
でも1番似てるのはアンジェラ安芸さんかなぁ
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鮮烈な深さ
2020年2月12日
初めはなんてトンデモ展開!と、読み進めるのが怠くもありました。人に勧められたのでひと通り読まねばと。でも気付いたら入ってた。
ずっとトンデモなんですけど心の機微の表現が凄い。レズビアンとしても犯罪者としても、人生の落伍者としても、誰かの家族としても。入り混じった苦悩と愛憎、煩いの連続です。絵とセリフがズシっとくる。
途中でGLが(読み物として)苦手なことに気付きました。BLを苦手とする男性の気持ちを少し理解出来たかも。
一気読みするとHPゴッソリ逝かれます。
色々衝撃的
2019年4月3日
一応同性愛カテゴリになるのかな?
でも恋愛話ではないです。(ちなみに私は同性愛系はあまり好きではない)
追い詰められた人間の言動を描いていて、最終的にどうなるのか気になります。
暗い話が好きな人にオススメ。
どうしていいやら(心にひりつく引掻き傷)
ネタバレ
2019年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは簡単な恋物語じゃない。そもそも恋の話ではない。絶望と憎悪と孤独の綯い交ぜになった、それでも人生に残っていて欲しい希望の物語。互いに違う人間同士でも寄り添えられる、そんな希望は誰でも持ってて誰にでも叶えられる事じゃない。細かく引っ掻きあうような2人の心の軌跡。男女の恋愛ではどんなにヒョロイ男でも本気になれば女より強いし、経済的にも、社会的にも男は下駄を履かせてもらっているし圧倒的に上位に立てる。でも女性同士だと体力あるほうが上位に立てるわけでない、惚れられてるから上位に立てるわけでも、惚れてるから下手になるわけでもない。ここに至るまでの隠してきたもの踏み躙られてきたもの抱えてきたものを、二人少しずつ荷を解いて、どうか繋がっていて欲しいと願ってしまった。
体力がある人向けです。
物語に引き込まれました
2019年3月27日
漫画というか、内容は小説に近い。
心理描写が何度も丁寧に描かれていて、物語に引き込まれました。
凄いものを読んでしまったという気持ちです。
濃い内容でした。
なかなか読ませる…!
2019年3月25日
とりあえず無料の一巻のみですが…

あんまり好きなタイプの絵ではないのに、時々すごくいい表情を描かれるので引き込まれます。
登場人物の絡みも、人間描写も良くて、描き手の実力を感じました。
取り敢えず、表紙の目ヂカラ半端ない
2019年3月26日
初っ端からすごいストーリー展開になってて、息つく暇もなく読み進めてしまきました。絵はあんまし好みではないけど、面白かった。
中から蛇足
ネタバレ
2024年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 独特の画と、サスペンス逃避行に同性愛までと最初はまあまあ引き込まれて続きが気になっていましたが、段々つまらなくなってきます。このストーリーにデフォルメギャグ要素が増えてきて不釣り合い。兄夫婦とのくだりもグダグダでキャラに重要性が感じられず、特に子供たちの登場に興ざめ。
ラストに同性愛の生々しい完遂シーンで辟易した。同性愛への否定ではなく、ストーリー的にサスペンス部分が置き去りというか。
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顔が苦手
2021年3月21日
みんな男かと思ったらみんな女でした!
絵が苦手すぎて最後まで読めないです
うーん、まずは1巻試し読みをお勧めします
ネタバレ
2019年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の普段のエッセイが好きなのでまとめて3巻購入しましたが、殺人教唆というエキセントリックな内容の掴みに期待しすぎたかな。。最終的には周囲を含むヒス合戦のように見えてしまって、なかなか内容が頭に入って来なかった。
格好つけのダサい漫画に終始
2020年10月31日
あまりに感情的すぎる展開ばかりでちょっと嫌ですね。落ちついて普通に考えてみようとする展開がどこにもなく、常に怒ったり突然泣いたり険しい表情をしたりで、情緒不安定なキャラばかりで意味がわかりません。漫画のキャラクターの言動というものは、当然リアルの人間とまったく同じように理性的で「普通」でなくてかまいませんが、この漫画の登場人物はことごとく理性があまり効いておらず非常に感情的であり感傷的。女性なら受け入れられるのかもしれませんね。

それと、画がひどく骨ばっていて、男性女性問わず彫りが深く面長に描いているが、どの登場人物もまったくかわいさはないし美しくもない。また、骨ばった感じにくわえ顔輪郭も長方形に近く描いていたり、目と目の感覚を狭めに描いていることも、かわいさや美しさから遠ざかる原因となっている。

また、かわいくも美しくもないし、やってることも筋もないし目的もないし、服装や髪、車で飾って、行動もなにやらトレンディドラマ風に格好つけているようだが、総じてまったく格好よく見えないのもポイントだ。

情緒不安定で骨ばった工藤静香のようなキャラたちが、グダグダ泣いたりわけていたりしてよくわからない物語を読んでみたい人にならおすすめできるかもしれない。

著者曰く、この漫画のイメージカラーはウルトラバイオレットということらしいが、そうやってイメージカラーを設定していること自体ダサいし、バイオレットでいいところをウルトラバイオレットと表現するところもダサい。タイトルから何から何まで格好つけて、それっぽい漫画にようとしているが、内容は薄くやってることもダサい漫画に終始している。画力も内容もそれなりにしっかりしたものならタイトル負け等はしないはずだが、うわべばかり格好つけようとすることがダサいということを知ってください。
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作家名: 中村珍
出版社: 小学館
雑誌: IKKICOMIX / 月刊IKKI