既視感ある絵だなと思ったらROUTE ENDの作者さん。そちらも好きでしたが、ファンタジーもイケるのねってことで買ってみました。
舞台は地球に土星のような環っかのついた星。環の下の土地に、公転に順じて移動する影が出来る。その影を信奉し随従する移動式の極小国家をめぐるお話。ぱっと見ハウルの城っぽい。
戦闘用の鎧がSFヒーロー物のようで、ちょっとダサいのに前衛的で、民俗感のある世界観とのギャップが新鮮です。
絵は粗めでファンタジー的じゃ無いけれど、これはこれで好き。主人公は少女なのかな?スタンスが少々弱かった。
でもまだまだこれから。次巻に面白いかどうか掛かってる気がします。
追記。4巻全部読んで、こっから更に盛り上がりそうなのに終わり方残念でした。戦争が始まり説明くさい鎧の設定がモリモリに乗っかってきて、人外バトルの画が長く、中弛みしちゃいました。ストーリー自体はすっごく面白い。魅せ方って難しいんだなぁ。