ネタバレ・感想あり性別Xのレビュー

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😊
2024年12月4日
此方著者様の、飾らない御人柄が伝わって来ます🌸。日々を生きる中で、時々、違和感を覚えながらも、ある瞬間まで深く考えた事が無かったといいマスのは、そう在る事が、御自身にとって余りにも自然であったからでは、、と、誠に勝手ながら想像致しマス。此程迄に、御自身の事を曝け出しマスのは、例え「今の時代」であっても、大変に、勇気の要る事☘。
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わかりみが深すぎる
2024年1月21日
・共感できる部分が多すぎて『あーあるある!』と頷きながら読んでしまった。
Xでなくとも、(シスの)男性には特に読んでもらいたい。
女という体がいかに面倒か知ってくれ。

・男でなく女でなく、女であり男であるというか、この変化やスペクトラムは人それぞれで、それの悩みもそれぞれ。
特にXは理解されにくく、少なくとも自分は自己を閉じがちだけど、外と繋がりを持とうとする作者の姿勢は尊敬するし、励まされるものがある。
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強迫的な頑なさによる生きづらさ
ネタバレ
2021年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんは強迫性障害を過去に克服されたそうなのですが、周囲の人に対する目線にも強迫的な感性があるというか、強いレッテル貼りと決めつけがあり、自分と異質なものを一切受け入れられない、というこだわりがかなり強い方だなと思いました。自分と違う事=悪ではないと思うのですが、1つでも自分の偏見を抱く属性を見つけると主人公は一切それを受け入れられない。同じ属性の人すべてが同じ思想・背景であるわけはないのですが、主人公はすぐに属性でカテゴライズしてしまいます。主人公自身も自分の考え方に疑問をいだきながら、その思い込みをなかなか塗り替える事ができないのは、強迫性障害の特性によるものだと思いました。
主人公の生きづらさは、ジェンダーによるものだけでなく、強迫障害的な認知のゆがみから来るものが大きいと思うのですが、もしかしたらその頑なさ、受け入れなさは、「自分が誰にも受け入れられていない」と感じているからこそ、「異質なものを許してしまったら自分が消えてしまう」とおびえておられるのかなとも思いました。どちらも相関的な要因なのかもしれません。
分かりやすい
2021年2月20日
Xジェンダーである事ががどんな感覚なのか、とても分かりやすくて面白かった。共感できる部分がとても多くて自分が何者かを知るためのヒントにもなった。
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