主人公が目覚めた場所は、辺境に建つ城の中。
自分が誰かも分からない。なぜここにいるのか記憶もない。
城の主は世無(ゼム)という、大魔法使いだった――。
2巻まで読了。
ファンタジーでこんなにワクワクドキドキしたのは久しぶり。私が今年読んだ全作品の中でもトップクラスの面白さ。
ストーリーが本当に上手い。一見明るいテイスト…だけどすべてが謎に包まれていて、何とも言えない不気味さも感じる。怖い、面白い、続きが気になる……。
そして魔法の世界観がすごい。
なぜ魔法が発動するのか、それを統べる魔法使いとはどんな存在なのか――
ストーリーも世界観もがっちり作り込まれていて、ハイファンタジー好きにはたまらない面白さ。
2巻まで読み、主人公にとってロウエの存在は何なのか考えると、胸がぎゅっとなりました。
すっっごく面白いです。ファンタジー好きに全力でおススメ。
5/29まで立ち読み増量中です