原作者遠藤察男先生のお名前は、無数のTV番組の、エンドロール(エンドクレジット)で見た記憶あり。原案、企画、脚本、構成? それは、普通のお茶の間向けも、子供向けも。例えばアニメ?のエンディングテーマが流れる時、或いは、「提供は」というナレーションが入るタイミングに差しかかり製作関係者の名前が画面にテロップで流れていくと、至る所に加わってるのを漫然と視界に入れてた気がする。
念の為wikiるとやっぱり。
中学生の寮生活のお話。
「ここはグリーンウッド」を比較的最近読んだが、あれは高校。流石に中学生の学園ものに、彼ら登場人物達の大真面目なあれこれが少しかゆくなる感じはある。ローティーンでも素直に読めない子はいるかと思う。
だが、自分がもし小学生なら、このマンガは楽しめる。そこを考慮し、自分を想定対象読者層の年齢に戻しての感覚でレビューの星(4.2~4.4)を付けたつもり。
絵がかわいい。親しみやすさからいうと吉住渉先生「ママレード・ボーイ」の感じにやや方向が近い。ただ、私の年齢からはどうもかなり幼い。
ストーリーもリアリティーはかなり割愛し、狭い中でぐるぐるしてる。中学生の恋愛があっさり薄く描かれている。夢に全力で向かうところも。
舎監の絵が荒い印象。
大人の描写が、子どもの視座から見える大人の姿。
アメリカのミュージカル映画「フットルース」をなんか連想してしまった。