読んだ後、切なくなります。恋愛MAX2016年8月号の中の広告で この作品を知りました。なんか 良さげ、と思って読んだら、むっちゃ よかったです。メインキャラは高校生なんだけれど、だからこそ、思春期のどうしようもない貪欲な性欲が 好きという気持ちと重なって描かれていて、エロの部分も なんだか ちょっと いやらしい目では見れなかったです。1,2作目は 初恋が年上の身近な人ってことで まぁ ここまでの感情は起きなくても、確かに、年上で かっこいいなぁ、とか、憧れるのは まず 最初は親戚の誰かだったりって言う事も無きにしも非ずなのかな、と、思いました。高校生の心の声が 正直で 素直で そういう時もあったよな、私、なんて 思わせてくれたりして。3作目は 泣ける。一番 切ないかな。若いから まだ 愛され方がわからないから、一度 傷つくと、もう 誰も 近づけたくなくなるけれど、その寂しさと怒りを セックsにぶつけてしまうっていう浅はかだけど ありがちな感情のぶつけ方が しっかりと描かれてます。愛する側は この場合、JKなんだけど、もう ほんと ただ 愛するってことだけに専念するわけで。”猫”が 良いバイパスになってます。この先、ちょっと 見たくなりました。この作者さんが 高校生の危うくて、新鮮な感受性を見事に描写しているので、ちょっと 他の作品も読んでみたいと思っています。そして、この先生の絵柄が 妙に どこかで見たな、大好きだなって思って調べ見たら、なんと、大好きな 羽央先生でした! 納得です。