ネタバレ・感想あり忘れられた婚約者のレビュー

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読みやすい
ネタバレ
2024年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ あまりHQを読んだことのない私でも違和感なく読めました。絵と内容がマッチしていて手に取りやすかったです。マシソン卿がほんの少し登場する関連作「売り渡された淑女」も読みましたが両方楽しめました。
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女の嫉妬って…
2023年6月6日
ヒロインをヒーローから引き離すべく閉じ込めたりし
7年もの間辛い思いをさせて悪魔のようです。本当にミステリーを読んでいるようでした。ヒロインが記憶が戻ったのも幸せになれたのもヒーローの7年間変わらない愛のお陰です。ハピエンでしたがなかなか読み応えがありました。
記憶喪失のヒロインと7年待ったヒーロー
2020年1月3日
ずっと婚約者のヒロインを待ち続けたヒーロー。健気。。こんなにも愛されてみたいものです。ヒロインも、7年前の抵抗できない小娘ではなく、理不尽に抵抗できる強さを身に付けている。ヒーローの顔立ちがや)幼く見えるのが唯一残念。
クリストファーの消えぬ強い愛が彼女を救う
2018年3月11日
愛の強さがヒロインを地獄から救い出した。悪意と嫉妬の底知れぬ恐ろしさ。悪魔のような企みは殆ど成功したも同然だったが、愛しているコーラ、ヒロインのことを片時も忘れることはなかったクリストファーは、何処にどんな姿で何をしていようと、彼女を見間違えなかった。
私は基本、相手が好きになったら何者であろうと感情に素直なストーリーが大好き。しかも、ずっと好き、というのがこの上なく好き。6、7年間では、断ち切れるほど長いといいきれない。

このクリストファーは、まさしく私の理想の愛の権化のような役どころで、この設定だけで彼に幸せを、と祈らずにはおれなかった。

ヒロインが誰であろうと、その感情に従い、ヒロインに幾度目かの苛酷な悪意の行為が襲いかかったとき、今度は間一髪で救出に成功した。かつて結婚を誓い合った生死も定かでない相手であることを、ヒロイン当人が違うと言っても、何度言っても、自分の愛してる人なのではないのかと、心のどこかに自分の勘に間違いはないと信じ続けた愛の人。
もう、もう、それだけでどれだけ好きか十二分に素敵なのだが、話は悪人の罪が、重く問われることが無く終わる。ピュアな彼らの前に戦慄の犯罪者は静かな退場だけ。確かに世の中実際邪魔者を不当に叩きのめして自ら接近するなんて悪人いるけれど。
兎に角やっと訪れた平穏。憎悪を長年見抜けなかったという善男善女(!)、なんだか、人ってどうもこうして見抜けないものかなぁと、現実社会を見た気がして寒気がした。

悪夢のような7年。7年もの間をコーラという暗闇の中で怯えて暮らしたヒロイン。その修羅場を潜り抜けたればこそ、犯人との対峙にもう怯まない。
弱かった少女は自分の足で立ち、失われた七年を返せと、奪ったものを返して、と言い返す。
HQには、幼かった頃はダメだったけれど、大人になった今なら出来る、というストーリーも結構あって、失敗のリベンジで自力で光を掴む話には女性の成長がよく題材にされるが、この場合は悪質な犯罪に対して、最終的に、敵と戦える女に成長したヒロインの幸せ奪回ドラマなのだ。異色だが、彼の褪めない愛、あせない愛、消えない愛、恋人から婚約時代を経て空白の七年間愛し続けたストーリー自体に私は感動した。
高らかな愛の勝利が結末に感じ取れてよい。

「売り渡された淑女」を先に読んでおり、その順番は楽しめた。でも、逆でも問題ないとは思うが。
サスペンス
2023年6月5日
記憶の闇の奥でメアリーとマシソン卿の意識が繋がっている不思議。卿の黒づくめのすがたとメアリーの恐怖が重なって行き違いが起きるけれど、昔の習慣を前にして突然過去がよみがえる。それとともにメアリーを覆っていた影の正体が次第に明らかになっていく…。サスペンスの構造はちょっとだけデュ・モーリアのレベッカを思い出させました。メアリーがつらい日々なかで矜持を保っていたのもよかったです。それにしてえも7年とは!
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7年
ネタバレ
2023年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインの7年間の生活が明らかになるにつれて、ミステリーからホラーに変わっていくようでした。ヒーロー母がヒロインにした仕打ちをヒーローが知らなかったのは失態だし相談する相手も間違えました。そして諸悪の根源のヒーロー母はどうなったのでしょう。
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綺麗
2021年9月21日
こういう絵、好きです。清純無垢な感じのヒロインには応援したくなりました。時代ものならではの建築物インテリア、そしてドレス、ステキです。
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「売り渡された淑女」からの
ネタバレ
2021年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単独で読んでも十分楽しめますが、他の方のレビューにもある通り、本作は「売り渡された淑女」の後に読むと、前半はマシソン卿繋がりで、クロスオーバーする内容もあるので、より面白くなると思います。
ヒストリカルHQは沢山出ているなかで、個人的には、もとなおこ先生と橋本多佳子先生はまずハズレがないと思ってますが、よく見る148ページからちょっと長めの160ページと言うこともあってか、前半はヒーローとヒロインの強い愛、後半はヒロインの失った7年間の記憶を辿るミステリーを中心に展開され、読みごたえ十分の作品です。
後半はなかなか重いので、軽いタッチのHQが好きな方は入り込めないかもしれませんが、ガッツリクラシカルにハマりたい時にはおすすめです。
原作と関わる部分なのでコミックではどうこう出来ないかも知れませんが、最後の黒幕判明!のところにもう少しひねりがあればな~とは思いました。
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ヒーローとヒロインは良いんだけど…
2020年12月7日
ヒーローもヒロインも心が美しく、7年という時を超えてもなお想い合う二人を応援したくなるストーリー。
ただ…ヒロインの兄による、ヒーローへの仕打ちが酷すぎて気になった。。
最後に土下座するなり、謝罪するシーンが原作にはあるのかなぁ。
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最後の方が色々モヤっと
ネタバレ
2020年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作にあたる『売り渡された淑女』を読んで気になっていたが、評判が割れていたので、しばらく買わず、値引き時に購入。
前半のミステリー展開が非常に好みで、ヒロインが本当に行方不明の婚約者なのか、だとしたらどうしてこんなところにいるのか。また、ヒロイン本人はあまりわかっていないが、過酷な労働下に置かれており、いつ救出されるのか。ヒーローとの恋路はと、気になる点が盛り沢山で、ハラハラしながら読んだ。
記憶が戻らないながらも、結ばれたときには感動したものだが、ヒーローの領地に戻ってからの展開が今ひとつ。

ヒロイン兄がヒロインを見ていきなりキレてヒーローに襲いかかるのに唖然とし、ヒロインが記憶を失うきっかけを思い出すくだりではその内容にヒーローの頼りなさにガッカリし(おそらく10代後半ではそんなものかもしれないが)。ヒーロー母に気に入られてる幼なじみのライバル女を初恋の相手だとわざわざヒロインに告げ、そんなライバル女を相談役に選んでるヒーローの無神経さに腹が立ち。ヒーロー母も身分違いで反対したらしいライバル女を褒めてヒロインを貶めるヒドイ人物で、次第にイライラ。そこへ来てのライバル女の悪事の発覚と殺人未遂で、読んでるこちらはライバル女への憤りとイライラがマックスなのに、あっさり許す主役二人にガックリ。更にヒーロー兄がライバル女にやたら同情的態度をとるのにも、あきれがすごかった。好意があったのはわかるが、ライバル女の方はヒロイン兄など眼中になく、しかもその女が妹を苦難に追い込んだの忘れてない? ヒーローに殴りかかったのはなんだったの。
というか、ヒロインのこれまでの境遇を見てたら、「どこかに押し込める」行為でも待遇が良すぎると思うのだが。
しかもライバルは都合が悪いことも嫌なことも綺麗さっぱり忘れて、いっそいい目を見ているような。
最後の方でよかったのは、ヒロインが自信をつけてライバルに言い返せる強さをつけていたところぐらいか。ヒーローは一気に影が薄くなった感じで、終盤の展開だけが残念な作品だった。
ところで、嫌味なヒーロー母はどこへ行ったのか。家督を譲って他所へ移ったのか、亡くなったのか。不安要素なのではっきりして欲しかった。
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辛い過去😌
2018年10月1日
ヒーロー、ヒロイン、どちらにとっても辛い年月だったのが、再構築していくストーリーが良かったです😊
良かった‼️
ネタバレ
2018年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶喪失の話は好きでよく読みますが、これはサスペンスも入り中々衝撃でした。
ヒーローの一途な気持ちが羨ましいなと思いました。
記憶喪失×ヒストリカル
2018年4月7日
「売り渡された淑女」で出てきたマシソン卿のお話です。もとなおこさんの絵がとても素敵でヒストリカルととても合っています!
記憶喪失のヒロインと、悪魔と呼ばれるヒーローのお話ですが、ヒーローの描き方が少し足りなかったかなー。
とはいえミステリー要素あり、ヒーローはイケメンでヒロインは可憐で読み応えがあります!
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ミステリアス!
2017年3月13日
暗くてミステリアスな雰囲気が、他のハーレクインとはまた違う感じでドキドキして良いです!
弱々しいヒロインなのに、記憶が無くとも頑張った自分に誇りを持っている、というくだりがいいなと思いました。
最後は
ネタバレ
2023年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役フランシスについてはちょっと共感できなかったかな。7年も引き裂いて、殺そうとしたのに良い人なんて思えない。しかも記憶なんて取り戻しても、後悔してまた飛び込みそうだし。ヒーローとヒロインが結ばれたことはよかった。
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設定は面白いなー
2017年4月2日
ハーレクインにはあまりないミステリー要素もあり設定自体は面白いですが、この内容なら一巻で収めるより二巻にした方が良いと思います。作品の盛り上がりとなるようなシーンはいくらでもあるのに、シーンをただなぞるように描いているので焦点を定めて書いたらよいのに、と、思うばかり。面白いけど残念。
怖…!!!
ネタバレ
2016年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 横恋慕していた女性の仕打ちが残酷過ぎて怖いです。頭おかしい…ちょっと狂ってる…?それにヒロインの兄が。愛妹の失踪を義弟のせいと誤解してたときはあれだけ怒りをぶつけていた男が、真犯人の女性に対して寛大過ぎて。妹にあれだけのことをされて、最後にこの女性を見守ろうとするシーンは全く共感できません。ヒロインも心広すぎ…。全てライバルのせいではないにしろ、結果的に何回も死にかけてませんか…?
ヒーローとヒロインは愛し合ってて誠実でまっすぐで、だからこそ7年間の苦しみが痛ましい。
ハッピーエンドで良かったんですが、ここまで苦しめられたヒロインがかわいそう過ぎて…。
セリフが...
2015年11月5日
ストーリーは謎もきちんと解決されてハッピーエンドなので良いですが、セリフの言い回しが舞台かよ!というような演技がかったセリフなのが気になりました😓翻訳が変だとせっかくのストーリーも台無しかな、と。また、絵もあまり好きではありませんでした。
記憶喪失ものです
ネタバレ
2018年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪魔と呼ばれるヒーローと、記憶喪失のヒロインのお話です。先に「売り渡された淑女」を読んでいたので、2人のキューピッドとなるマシソン卿はどんなお話かとワクワクしながら読みましたが期待はずれ。人となりがあまり描かれておらず、ひたすらヒロインの周りの嫉妬嫉妬嫉妬…怖かったです(;_;)7年末苦しめられた割にあっさり許しすぎ!
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HQなの?
ネタバレ
2023年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんだか後味の悪いサスペンス。悪女の言う事を鵜呑みにした主人公たちは7年も騙され続けて仲たがいして、悪い噂と罵り合いに苦しんで、でもヒロイン兄はヒーローに謝りもしないし、悪い噂だってどうなったの?名誉は回復したの?それさえ分からないまま終わる。悪女を許してしまう気高いヒロインは立派だけど、それで幸せになれたかどうかは別ものでしょ、未来が描かれてないのにどう判断しろと…。投資家の娘だって他作品でどうなったか分かる程度でこちらの作中では触れられてないし、ヒーロー母もどこ行ったんだか、何もかもが宙ぶらりんのまま未消化で終わる。
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全然スッキリしない
ネタバレ
2021年11月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストギリギリまで面白かったけど。
ヒロインを貶め、記憶喪失になるまでの怪我をさせて、ヒーローと7年間も引き離した悪魔のような横やりが、まさかの『記憶を失ったので無実になりました。ラッキー!』っていう、後味の悪さ。
おまけに、一緒になって貶めた母親への制裁はどうした?
こんな事でヒロインの、長い年月と心と体に受けた傷を癒せるとは思えない。(またヒロインも腹立つ程にお人好しなのも苛つく)
散々ヒロインを痛め付けて、幸せな悪役達だったな。
そんな悪役ハッピーエンドの作品を見たかったんじゃない。
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