ネタバレ・感想ありかえらずの国のレビュー

(3.7) 10件
(5)
1件
(4)
5件
(3)
4件
(2)
0件
(1)
0件
帰れない道。切なきゅん!
2015年10月12日
簡単に言うと追うノンケ攻、逃げるゲイ受って感じの設定。だけど、逃げる理由も切なすぎてきゅんってなったし…。男前な攻みててスッキリして良かったし、高校の時から大人になってからのっていう展開もリアリティあって良かった。
この二人はこの道筋しかなかった
ネタバレ
2025年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 197ページ。
地味目ながらも、「運命」ってこういうものかもしれないな、と思うものがありました。高校での出会い、大人になってからの再会。ひかれあって結ばれる運命の二人というのは、離れてもまた「偶然」人生の道が接するようにできている。その偶然を努力で捕まえた時、偶然は運命になるのかなって。演出として神話が絡んでいるのも、そういった気持ちを補強してくれて、なんだかしみじみ良かったなぁ、って。
片方が明確な同性愛者だったからBL的結末にはなりましたが、たとえば二人ともノンケだったとしても、やっぱりこの二人は一生一緒に居るんじゃないかな〜っていう。そんな感じ。
褒められたものではない、傷ついた人もいる、すっきりさっぱりっていう恋物語ではなかったですが、その道筋は「ああ、しかたなかったよなぁ」と思わされる説得力がありました。
彼女は本当にかわいそうでした。けど、彼女もまた「しかたのないこと」と感じていたように思います。

あとあの教師。「腐ったみかんはオマエじゃコラァ」って心の中で殴っちゃってごめんなさい。教師としては問題ありだけども、意外と強い気持ちがあったんだな……自己保身に走らなかったのは偉かったよあなた……。
いいね
0件
キレイ
2018年7月20日
とても一途な気持ちが、曲がってしまった感がすごくありました。素直になってればと思いつつも、あの頃じゃダメだったとか、そういう時間が必要だった恋愛ですかね?なんともいえないけど、気持ちが通じあえて良かった。かっこいいなぁ。
友情の延長上に見付けた愛
ネタバレ
2017年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の凪原(ノンケ)は、高校時代によく授業をサボって屋上で過ごした友人三波と偶然再会する。凪原は三波のことを数少ない気の合う友達と思って無邪気に再開を喜んでいたが、実は三波はずっと凪原に苦しい片想いをしていたことを知り・・・。
すべて凪原の方から描かれた二人の関係ですが、凪原が三波の真実を知るにつれて南の苦しみが伝わって来て読んでいる方も切なくなりました。凪原のためを想って姿を消す三波の健気さと、恋人も仕事も捨てて三波を追いかける凪原の誠意に、思わず胸が熱くなります。二人の想いが通じ合った後のイチャイチャに安堵するとともに「良かったね☆」と声を掛けたくなりました。
(´;ω;`)
ネタバレ
2016年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーも良く、攻めの真っ直ぐに相手を思う気持ちがとても好印象でした。(後半の攻めのブレなさが堪らない)学生ものだと割とすぐハッピーエンドになる作品もあるので、長期に渡ってお互いが葛藤し合う場面はとても切なく感じました。二人のその後がもっと見たいと思えます。
気付いて良かった
2015年11月10日
全て凪原目線だけど三波目線も読みたかった。本心で凪原と接する時の三波はめちゃくちゃ可愛い!
高校時代の親友同士
2018年8月29日
タイプの違う凪原×三波。他の同級生とはどこかズレを感じていた凪原は、屋上でひそかに三波との友情を育てていくが、ある事件から三波は目の前からいなくなってしまう。大人になった二人が偶然の再会を果たしてからのお話。凪原がすべてを捨てて三波を追いかける展開は好きですが、ちょっといろいろ急展開すぎた印象。本人は気付いてないけど三波に惹かれていた、みたいな描写はほぼなく、あまりにも普通のノンケの親友でしかなかった凪原が急に?とびっくりでした。結婚を考える彼女がいて、彼女のことを平気で話して愛妻弁当食べてた凪原がいきなりあそこまで思いつめてやさぐれた過程がちょっと分かりにくかったです。同情か、親友に否定されてムキになってるだけのような。支店長脅しちゃうしキャラ変わってる。再会した途端一気に三波に引き寄せられるくらいの勢いがあったらそれも自然だったと思います。
作家買い
ネタバレ
2018年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いでしたが、今回は受けの先生や恋人に対しての対応がひどく感じて、ちょっと…と思ってしまい、あまり好みじゃなかったです。面白いことは面白かったけどね。
いいね
0件
いまいち
2017年10月6日
私が他の人のレビューを読んだ時は4.0、購入には微妙な感じでしたが、この作家さんの美人受けが読みたくて購入しましたが、皆さんの意見は正しいですね。残念です。
いいね
0件
う〜ん...
2015年10月13日
二人の想いが通じ合うまでに長い年月がかかったから、通じ合ってからの二人のラブラブシーンをもっと描いてほしかったです。
意外とあっさり終わってしまったので、すみませんが、私的には少しものたりなかったです。
レビューをシェアしよう!
作家名: 大槻ミゥ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 新書館