最初なんだコレと全く期待せず読み進めたのですが、気付いたらハマっていました。
読み進めるほどに楽しくなっていきます。
最後は終わってしまって寂しかったです…時間が空いても良いから続編を描いて欲しい。
もっと皆との絡みや、恋愛フラグが立つところまで見たかったです。そう思えるくらい気付けば好きな作品となっていました。
内容的には、ベートーヴェンとかバッハとか音楽家達が活躍する時代のウィーンに、日本人の廉ちゃんが留学しにやってきたってお話です。
登場するキャラは有名人ばかりですが、キャラ達の年齢も近く皆が同じ学校に通ってるって設定なので、名前を借りてるだけのオリジナルストーリーですね。
音楽家に詳しい人はなんじゃそらと思ってしまいそうですが、時代にも音楽家にも全く詳しくない私はとくに何も思わず楽しめました。
真剣に音楽頑張りつつも仲間同士でわいわいと楽しそうで、気付けば皆主人公に惹かれてゆくっていう自然な流れが萌えました。
どう例えれば良いかなと考えて真っ先にコルダが浮かんできました。
金色のコルダ(乙女ゲーム)好きな人には、萌えポイントが共感できると思います。
この彼らとの付かず離れずな距離感、恋してるんだけど大っぴらに相手に伝えたりせず仲間として傍にいてくれる感じがとても萌えます。
キスシーンがない=糖度低いでは無いと私は思いました。コイツ廉に惹かれてんだろうなって思えるだけでも萌えれます(笑)
音楽家に詳しくないせいか、最後までどの人がベートーヴェンで、どの人がモーツァルトだとか覚えれませんでした…登場人物も多いしかな…。
名前チェックしながらレビュー書きますが、個人的にはバッハさんかなり好きでした。
巻数続いてたらもっとバッハさんに萌えさせてもらえてたはずなのに…本当残念。
ただ、モーツァルトフラグ立ってたけど結局誰ともくっつかず終わっているので、勝手にバッハルート妄想できるのは嬉しいです(笑)
モーツァルトさんも普通に好きですけどね。
もっと何か抱えてそうだと思ってたわりにあっさり最後笑顔で終わったのは、最終回に向けて色々端折って駆け足にしたからかな〜。
最後の終わり方も意外ととても綺麗でしたが、廉自身が父親について語るシーンとかも見たかったです。
しかし女遊びヤバすぎたモーツァルトさんがいつのまにか廉にベタ惚れだった理由が知りたいw