「寄越す犬、めぐる夜」を読み終えて、のばら先生のインタビューが読みたくて購入。
インタビューの中で、連載中は新谷の魂は須藤が、肉体は菊池が得て終わる構想もあったこと。また、過酷な生い立ちを生きのびた須藤を絶望で終わらせるのではなく、少しでも明るい方へ浮き上がらせて終わりたいと考えるようになったと語られていました。
先生の想いを知り、読後やるせなく悶々としていた気持ちが少しずつ消化していきました。
そして、番外編。須藤が立ち直ろうとする姿に救われている常盤との関係を見せて貰えたことで救われました。そこに須藤が生き続けることのひとすじの光を感じることができました。
のばら先生、本当にお疲れ様でした。そして描ききってくださりありがとうございました。