ウノハナ先生の作品好きですけど、合わない事があるんですね…
高校野球部の先輩後輩。初恋の先輩のあられもない姿を目撃し、口止めにあられもない姿を晒して喰われた後輩。初っ端から爛れてたスタートに、先行き不安な私。
お互い教師となって再会した先輩は、やっぱりユルユルなビッちで、後輩・佳月は何故、自ら火中の栗を拾うのか…もうこの時点で引いてしまった…
佳月が一途と言えば一途だし、健気でもあるけれど、そこまで松田に入れ込む理由がわかりませんでした。松田の過去を含めて、丸ごと愛せる佳月の強い想いは素敵ですけど、何故?が残ります。
松田には忘れられない男がいるにも関わらず、佳月の優しさと恋心に甘えてすがって、現実から逃げてるだけにしか思えず、感情移入しにくいです。爛れた関係に、幸せな未来があるとは思えなかった。楽な方へ流れたというか、きつい言い方をすれば佳月の心を利用した。どうしても、松田が理解しずらいです。
松田を傷つけて振った男も都合よく現れて、どの面さげて来たんだか、と言いたい。
うーん、モヤモヤします。
誰も彼もが、好きになった気持ちがつかめず終了しました。腑に落ちない作品でした。残念です。
この作品が好きな方には申し訳ありませんが、評価をさげてすみません。