168ページ、表題作3話（おまけ2p付）＋揺れてふれるまで3話、計2作品。
表題作は続刊があります。
＜本作→絡める首輪＞
先に言っておくと、甘いいかにもBL幸せラブではないので、ひどい話も大丈夫な方にどうぞ。
本作は2作ともつかみどころのないような、読んでて痛々しい切なさがあります。
想いがあるにはあるけど女子受けする一途な相思相愛ではないです。
どちらかというと、これからそうなるのかな？というところで、どちらも、ハイ終了・幕！てな感じ。
ただこの独特な作風ときれいな絵、不思議な感じのエンドは雰囲気がすごくあって、普通なら物足りないエンド！て不満に思うんだけど、これはこれでいいのかな？と思えてくる。
2作ともそんな感じなので、雰囲気があって1冊としてのまとまりがすごく良いです。
＜続刊・絡める首輪について＞
表題作は、この話を土台にして続刊がありますが話の方向性が変わってきます（主人公たちは同じで、その後の話）。
扱いのヒドイ描写が増えるので、苦手な方はご注意を。
登場人物も増えるけど、ラストはBLらしいハピエンです。
本作後半収録の蝶アゲハ（揺れて～）の話も好きだったので、こちらの続編が入ってなくて残念でした。
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