普通にいい話だった。表紙からショタ話かと思ったらそうではなく、過激H描写ってほどでもなかった(でもピアスさんだから普通よりあります)。絵柄が可愛いから、緩和されるのかもしれないけど。家庭に幸薄そうな8歳の主人公、いろはの心の拠り所であった、15歳の少年の忍彦。カメラマンになる夢を語り、いろはの写真を撮っていたのに突然いなくなってしまった忍彦との約束を守るため、10年努力して頑張ってきたいろはが健気で健気で…。うん、報われてよかった！10年後の忍彦の変わりっぷりに驚いたケド。性格は変わってなくて安心。いろは、家庭が幸薄かった理由とかはあっさりとしか出てこないからよく分からないけど、それがまたよかったかも。多少ご都合主義的なとこはあるけど、でもいいじゃないか、BLだもの！と思ってしまったくらい、読後感はよかったです。マルッと1CP。絵柄の好き嫌いはありそうなので、立読み読んで大丈夫そうだったらよろしいかと。
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