結構、重いものを抱えて生きているコタロー君の話だった
明るい雰囲気で話は流れるけれど
その分 コタローの笑える行動やサラッと発する言葉に悲しい生い立ちが絡んでいて
理由が分かるたび胸がズキっとする
周りの大人達もそれぞれに抱えているものがあり完璧な人たちでは無いけれど
その分 痛みを知っている人達
みんな思いやりを持って助け合っているので温かい気持ちにもなれる
でも それでも埋められない寂しさも感じられとても切ない気持ちになりました
単純に面白いでは片付けられない話だけれど
コタローが幸せにあのアパートの住人達と成長していく姿をもっと読んでいきたいなとおもいます
コタローの行く末が本当の意味で幸せでありますように