このレビューはネタバレを含みます▼
高校生の時に攻に告白され恋人になった受。それを友達にほのめかされ、攻の母親に知られ、親にまで糾弾された受は自分を悪者して身を引きます。攻への恋情を引きずったまま15年が経ち、甥の塾先の講師が攻だったことから再会。成り行きで翻訳の仕事を手伝うという攻が家に通って来るようになりますが…。攻がきっかけでゲイになりセフ◯との付き合いだけで15年。攻を庇ったことから両親とも溝ができ、亡くなった姉からの遺言と甥をよすがに生きる受が不憫で切なくて泣けました。当時は自◯未遂までした受の視点で書かれているので、事情を知らなかったとはいえ一時結婚までしていた攻にはモヤモヤ。最後に真実を知った攻がやはり受に恋情を持ち続けており、今度こそ離れないというラストで何とかポイント回復しました。