ネタバレ・感想あり恋を知る日のレビュー

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クズ男矯正物語
ネタバレ
2021年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作?の鳴瀬家三男の物語は未読ですがこちらだけでも楽しめました。というかものすごく名作でした。女の子取っかえ引っ変えで楽しく遊んでいた雅臣がたまたま泥酔していたが為に手を出した男の人、雪哉が本当に健気で、終始雅臣目線なのですがめちゃくちゃ泣けました。500頁近い長編ですがもう最初の方から泣けて仕方がないです。100頁くらいで雅臣が後悔し始めるのですが、お前気付くの遅いよ!!!って感じです。雪哉と同じ研究室の大田の、ダッチワイフ扱いという言葉にはまさにそれだと思わされました。都合のいい時に抱ける人形くらいにしか思ってなかったのに失ってから大切さに気付く。初めての恋に必死な様子の雅臣は好感が持てましたがそれまでの行いが雪哉の気持ちを思うと本当辛かったので苦労して自業自得だと思いました。雅臣が必死になればなるほど五つ上の雪哉の大人な様子が際立って凄かったです。さすが可南先生、圧巻の文章力でした。”愛を知る日”の雅臣浮気騒動の時の最後の雪哉のセリフが顕著でしたね。これまで散々なことをしてきた雅臣ですが惚れた弱みと言いますかこれからは(?も?)雪哉には一生敵わないと思います(笑)最後二人が本当に幸せそうでよかったです。それだけで涙出ました。
心理描写が良い♪
ネタバレ
2019年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです(*^-^*)
シリーズらしいですが、このお話だけ単独で購入しましたが問題ないです。
遊び人さんが素敵な恋人に出会って変わっていくお話が好きなのでまさにドンピシャで面白かったです♪
好きに気付くのって人それぞれのタイミングだし感じ方も違うから、細かい攻めさんの心理描写にこちらも胸が痛かったし、受けさんの気持ちになるともっと苦しくて、泣いてしまいました(>_<)
切ないですが最後はハッピーになれるのでお勧めです♪
これが恋…
2019年10月16日
なるほど、と思いました。最初は、というか結構なところまで、雅臣のオレ様加減に呆れて、苛つき始めていました。自覚してからは子供っぽさ全開で、それはそれでやきもきしましたが、なりふり構わず頑張ったところと何より雪哉の一途さに心打たれて、いつのまにか話に入り込んでしまっていました。とはいっても、雅臣の純情な面もよく出ていて、彼の喉が熱くなるときは読んでいるこちらもそんな気持ちになり、ハラハラドキドキもしていました。雪哉か潔すぎるし、雅臣を甘やかしすぎだと思うけど、雪哉のそれは恋というより愛だと思いました。一生ラブラブでいて欲しいです。元カノの素子がホントにいい女でカッコ良かったです。
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恋心を自覚する
2018年4月19日
雅臣は容姿もさる事ながら、人当たりもよくモテていたので、来るものは拒まず、去るものは追わず的な付き合いをしていた。
なので、雪哉とも軽い気持ちで付き合っていました。
そんな中、雅臣が雪哉に散々なほど横柄な振る舞いで接していたのに、元カノの素子との会話で自分でも気づかぬうちに、雪哉にどっぷりはまっていた自分を自覚し反省し、変わっていく様が、これでもか!と言うくらい事細かく丁寧に書かれていて、頭の中でイメージしやすかったです。
文章も分かりやすくまとめられていて、難しい漢字などは読み仮名ふってくれていたりして、漢字に弱い私にも無理なく読めました >_<* ウレシー♪

普通に日常の恋愛ものなので、キュンとしたい時にいいかも ^ ^*
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気に入りました~
ネタバレ
2017年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋だと気付いてからの鳴瀬が、後悔し、反省し、改心した変わりっぷりが見所ですね。病院でのシーン大好きです。鳴瀬のベタぼれな様子がが面白いし、雪哉がもう、かわいくてかわいくて(*´▽`*)
切ない
ネタバレ
2014年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても感情移入できる作品です。主人公が自分の恋心を自覚せず、相手をどれほど傷つけていたのかを少しずつ理解していく場面では、受けの心情を思うと切なく、思わず涙が出るほどでした。
おすすめです。
ネタバレ
2013年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公が恋におちるまでの描写が丁寧で、説得力がありました。Hもアリで、バランスの良い一冊です‼
潔い恋心
2024年11月10日
女遊びをしまくっていた男が本気で恋に落ちて自分のダメさ加減に気づき絶望したり土下座したり必死になって追いかけたりするちょっとラブコメなお話。
受けの見返りも何も望まない一途な想いには感動した。 たらしの男もそりゃ好きになるよね。
三男編の「恋になる日」も読んでみたい。
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良かった!
ネタバレ
2020年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受がけなげで気持ちが通じあうまではずっとせつなく読みました。
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さらっと読めます。
2019年5月13日
作者さんの後書きをよんで続編らしいときづきましたが、これだけ読んでも全く問題ありません。
女の子には不自由しない主人公が、恋に気づいた後のあわてぶりと自分の気持ちを伝えようと一生懸命な姿にキュンとしました。受けの彼も相手の事を思う余り身を引く姿がけなげで最初から最後まで受け視点で読み進めてしまいました。とてもいい作品だと思います。
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面白いんですが
2013年12月21日
『恋になる日』主人公の兄をメインにしたスピンオフです。まさにタイトル通りの内容。他の可南作品同様、心の移り変わりの描写が本当に丁寧で、ついついこちらも感情移入します。あのチャラい男がこんなにもっ!

これが一番最初に読んだ可南さんの作品ですが、先に『恋になる日』を読んだ方が楽しめます。もちろんこれ単体でも大丈夫ですが。
とても面白かったし満足していますが、これを機に他の可南作品に手を伸ばしたところ、私の中でのこの作品の順位は低いものになってしまいました。それだけ他がこれ以上に面白かった…。なので心苦しくはありますが、他との差別化を図るためマイナス1します。
上り坂上り坂まさか
2024年2月27日
イージーモードで生きてきた攻が初恋に落ちて勝手が分からずにドツボにハマって盛大なザマァを喰らう話でした
終始攻め視点だったから、私はうまく感情移入出来ず…
コレ受視点ならボロ泣きしたんだろうなぁ。って思ってみたり
可南先生の筆力で楽しく読めたけど、攻にイライラしっぱなしだったので☆3で。
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受動タイプの受け
2022年7月9日
「約束」が面白かったので、同じ作者さんのこちらも読んでみましたが、鳴瀬が愚か過ぎて話に入り込めなかった…。読んだ3冊とも受動タイプの受けだったのですが、受動タイプだとキャラがあまり動かないので、攻めが愚かな場合にその愚かさが可愛く見えない…。
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遊び人の攻めが受けに初恋…
ネタバレ
2022年1月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【小説レビュー】遊び人が酔った勢いで受けに手を出しハマっちゃう話。この設定は大好きでワクワクしながら読みました。受けとの体の関係があるときも、他の女と寝たりしてなかなかクズな攻め。面白いのですが、攻めザマァを期待すると物足りないと思います。攻めがやらかしたことに比べると、受けが優しくてすぐに許しちゃう…というかそもそも怒ってもいないのでちょっと不完全燃焼。あと2010年初版なので仕方ないのですが、文章に古さを感じます。攻めが受けのことを『あんた』呼ばわりするのが懐かしのBLすぎました。後半になると怒涛の『あんた』呼ばわりラッシュ。お願いだから普通に名前で呼んで…と思った。この時代のBLは受けも攻めも『あんた』使うキャラ多かったよなぁ、と思いながら読みました。BLは鮮度が命。鮮度のあるうちに読まないと正しく萌えられないんだということを改めて理解しました。
ゆるめ攻めザマァ
ネタバレ
2022年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めが受けと体の関係になりますが、受けが逃げて攻めザマァ展開です。しかし攻めが改心してハピエンです。
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作家名: 可南さらさ / 麻生海
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 二見書房