ネタバレ・感想あり放水開始!のレビュー

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シリーズ最大の難関・困難の極みをどうする
ネタバレ
2024年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ6作目。さすがの私もこの、次から次へ無理難題がのしかかる作風に慣れてきたところでのローギアスタートでしたから「もう今までみたいには驚かないだろう」と、余裕かましていましたら…巨大ハリケーンに見舞われました。ハリケーンと言うのは、そもそもの規模が違う感じを表しました。
それは、前回から引き継いでいるISO関連の問題なんですが、これが「それを言ったら(行動に移したら)最後、全てがひっくり返るんじゃ…?」という、元も子もないと言うか禁じ手まがいの交渉手段に出た相手に対してどうするのか、どうすればいいのか途方に暮れてしまいました。こんな、暗雲立ち込めまくりの状況で、過去最大の危機に瀕したまま決着もつかず見通しも立たないまま次巻へ続きます。
並行して恋愛面でも問題は浮上しますが、弘の母・美代の天然やらかしキャラのおかげでか、解決とまではいかないし、理解を得られたわけでもないけど、何とかなりそうな流れは感じました。
あ~とうとう未完のまま…
2024年4月11日
未完なのはわかって読んでましたが、あ~😢というのが正直な感想です。
2人の関係は揺るぎないものに、仕事は大変ながらみんなと打ち解け合って進めてて、どう考えてもハッピーなラストしか見えないし、先生も次で完結とまであとがきで書いてらして…くう~~素敵なラストが読みたいでーす!完結巻はみんな総出で辻本のおやっさんも友情出演してもらって大団円で幕を閉じて欲しいと切に、切に願います!
すごくよかった、烏城先生ありがとう
ネタバレ
2023年9月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ6作目、楽しくて、切なくて、笑わされてちょっと泣かされて、ドキドキして胸がいっぱいになった。

それぞれの親の反応は、どちらもある意味無理がなくて、自然で、どこかあたたかさもあった。親子だからってもろてをあげてなんでも応援できるわけじゃない、それは仕方ない。
佐知子さんと弘のやり取りは泣けた。
美代ちゃんの誤解には笑わされた。
「結婚なんて多かれ少なかれ魔が差した人間同士がするものだ」っていうお父さんの言葉には思わずニヤリ。

「君が好きだ」とはっきり言った弘に、感動、感無量。
「俺が調整してやるから好きに働け」と言った前原かっこよかった。
「耳が好きだよね」といった弘、ほんと成長した、エロ方面も。受けだけどただ受けてるだけじゃない弘最高だよ。
なにげに菊川の存在も気になる。ゆくゆくはえなっちゃんと?なんて妄想してみたり。

ISOとか大東亜有機のこととか、問題山積みのまま6作目は終了。いったいどうなっちゃうのー、と叫びたい。

私はBLはくっつく前の緊張感が大好きなんだけれど、そんな自分の嗜好なんてふっとぶぐらい、本作の弘と前原を見てたら、本当に素敵なカップルだなと、読んでて幸せな気持ちになった。ここまで絆が深くなった二人だからこそのエロもすごく興奮した。ほんとよかった。

初版は2009年。あとがきでは次作で最後と書かれていたが、それから14年もたった今でも最終巻は出ていない。
最近感性がにぶりまくりで、そんな自分がこんなにも胸ときめく作品に出会えるとは思っていなかった。烏城先生には感謝の言葉しかない。今からファンレターなんて書いたらかえって迷惑だろうか。元気にされているんだろうか。
「喜美津化学最後の日!?」に会える日を、いつまでも待っています。
『切磋琢磨』
2017年11月28日
弘と前原も互いを尊重し足りないところを補って、日々精進しています。今回のお話のメインはもちろん「ISO」の進捗、裏メインはそれぞれ親への「報告」です。工場の親父の面々も楽しく、次巻続くですね。
許可証シリーズ
2014年1月23日
I前回の続きのISOシリーズ!
父親との話は決着つけれたけど、今回は工場中で色々と…(笑)
煮詰まったら息抜きするのに消防訓練ってところがまたおもしろかった(^^)
野望と無謀
ネタバレ
2024年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ を是非とも読んでみたいです。この作品の良さは全て微妙なところでしょうか。それが物語に現実味を持たせてます。親にカミングアウトし母は慌てふためき、父には親不孝者、これからしばらくは眠れないと言われる、けれど勘当される訳でもなく、親は子を思う事を止めないですから。佐和子さんも混乱するけど、2人を受け入れますしね。ISOの大変さが佳境に入ってきています。彼らが今やっているのはあくまでも土台作りです。これからの整合性、製造内でも大変ですが、他の部署との書類合わせなどもうそれは苦労します。調整と言う名の変更の山ですから。ではっきり言ってISOはパス無理でしょうね、一回目では。準備だって全く出来てないですもん、この会社。得意先とのビジネスがどうなるのかもとても気になります。でも値下げで赤字になるからビジネス継続無しで結構ですって判断された営業/社長は立派だと思います。こういう場合のミラクル大円団は新規得意先開拓でしょうか…
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 二見書房