ネタバレ・感想あり闇夜に花嵐 美しすぎる男のレビュー

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読者参加型の伏線回収が楽しい
2022年8月3日
先生の作品は『夜間飛行』と『疵と蜜』の二作を読んで、とても波長が合ったのでこちらも購入してみました。力のある作家さんになると、ストーリー展開や伏線の張り方が実に見事で、読者は特に伏線の回収作業が楽しいんですけど、遠野先生の場合は、伏線の張り方が個性的だなと思います。【伏線】と言っても、人によって文字通り「伏せておく」(後から見返してみれば既出であっても、その場では気づかない)作家さんもいれば、本来の使い方としての「仄めかしておく」程度にする作家さんもいるし、その両方と更に大小織り混ぜる作家さんもいて色々ですよね。私が「伏せておく」作家さんの作品を読むことが多いので遠野先生の伏線の張り方を個性的と思うのかもしれませんが、あらかじめ「仄めかされている」伏線を自分で回収する作業が楽しかったです。料理に例えると、一流シェフの作る料理を「目の前で見せてもらう」のと「一緒に作る」の違いで、どちらも面白いですし、食べても間違いなく美味しいです。でも「一緒に作る」方が楽しい気がします。そういう意味で先生の作品は、読者参加型の伏線回収で面白いなと思います。脇の周や加納ら周辺は分かり始めてきたけど、主役の高月・葉についてはまだまだなので次巻が楽しみです。
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シリーズ1作目
2019年7月12日
中国マフィアと経済ヤクザの話ですが、一作目ということで これから話が進んでいきます。 エッチシーンは少し有るだけなので BLと気をわず読めます。遠野先生はこういったお話がとても上手で読み応えがあります。 棘ある薔薇 薔薇の虜 と、読みたいと思いました。
闇夜にシリーズ1作目
2020年2月13日
長編の予感してますが、どうでしょう?ゲイの高月が美しく冷たい♂葉の身も心も手にするまでのお話かな?1作目なので2人の偶然の出会いと各々の考え方や周辺のバックグラウンドが少し、それから互いに興味を惹かれ出してる恋の始まりワクワクする様も少し。期待含めて☆4です。
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なんか…
2022年7月27日
喰い足りない。

なんなんだろう。とにかく中途半端が過ぎる。
ヒーローはヤリ手の経済ヤクザって設定だけど、フロント企業なんて言ってるだけで、そんな体裁は垣間見ることも出来ないし、そもそも金銭感覚もブレブレだし、どういう漢を創出したかったのか… 中途半端すぎる。
ストーリーも、途中、脱稿でもあったのかと思えるほど意味 不明な箇所が複数。
イラストも美しくないからガッ カリだし、レビューを信じて、シリーズ三作すべて購入しちゃって後 悔。
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作家名: 遠野春日 / 兼森美行
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 講談社
雑誌: 講談社X文庫