ネタバレ・感想あり羨望と恋のレビュー

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弱い主人公が……
2017年2月2日
優しく愛されることを知らない国生。
その優しさに触れたとき……
国生の気持ち重視の作品です。揺れて揺れて揺れ動く国生の。恋だけの揺れではありません。家族・同僚との関係。そして、それを支えてくれる突然出来た隣人の三木。
打たれ弱い国生の成長を、一緒に感じれる作品です。
Hはありますが少ないです。でも、BLの,同性の同士の,心の変わっていく様を読みたい方には向いているのではないでしょうか。
やっぱりうまいと思いました
2021年10月1日
いくつか作品を読んだことがあるので、外れはないと思ってセールで買いました。
田舎の旧家で厳しく育てられた青年か主人公で一人称で書かれています。
一人称の文章から育ちの良さがにじみでていて、ストーリーともあっていました。
他の作品の時と書き分けられていてやっぱりうまい作家の方だなと素人ながら思いました。
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想像通り?
2020年6月25日
ストーリー的には 読み進めると『もしかして・・・』と単純に考えてしまいそうですが そうではなくて一安心でした。
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途中、禁忌?と
ネタバレ
2020年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 田舎のお坊ちゃんらしくない国生の己を下卑する気持ちと他への清廉さがゲイの三木でなくとも堪らない庇護欲が出るよね。国生の義兄の件があり、途中で禁忌になり悲恋エンドを危惧しましたが取り越し苦労でしたww
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静かな印象
ネタバレ
2018年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けの国生が苦しめられていた『家』は、最終的に雨や風から守ってくれるものにもなるっていう結末。国生の悩みの元凶が上手く回収されていて良かったです。受攻両視点から構成されています。これからの苦難は想像に難くないけれど、一緒に生きていって欲しいと思える一途で真剣な二人でした。
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主人公の言動にシンクロ
ネタバレ
2017年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公は生い立ちから自己評価が低く、人間関係を築くのが苦手なタイプで、もしかしたら、読者によってはイライラするかもしれません。
私はまるでシンクロしているかのように、彼の言動がよくわかりました。切なくて泣けて来ました。
だからこそ、主人公が年上の隣人の存在により、少しずつ変わって行き、ラストで幸せになれたのが心から嬉しいです。
作者買い
ネタバレ
2023年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。やはり読みやすくスルスル読めて面白かったです。受けは攻めと出会うことで、今まで抱えてきた家族とのモヤモヤを自分の中では解消することができたけれど、実際には祖父と対話する機会も永遠に失われてしまって、、、、、それがとても寂しかったです。あとは、受けのとんでもない思い込みを聞いた後の攻めの態度が、ちょっと頑なすぎたかなと思いました。
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作者買い
2017年12月13日
火崎さんが好きで買いました。
厳格な家で育ったため周囲の目を気にして消極的な主人公と、その隣に引っ越して来たイケメンシナリオライターの話。
主人公の国生は今まで読んだ中でも上位に入るほどピュアで純粋で臆病。周りの人からそんなに言わなくてもいいのに、て思うくらい毎度叱られたり注意されます。ちょっといじめられてるみたいで不憫です。
わたしなら心折れてるなー。それでもがんばろって思う国生くんいい子。。。涙

攻めの三木さんはイケメンだし大人だし優しいけど、〜しなさい。みたく口調がいつも命令形なのがちょっと…。どうしてみんな国生くんに偉そうな態度なのか?

全体的には国生くんの成長によかったねってなるし、火崎さんの文章も渋くて好きです!
この作者様著作数すごい多いよね〜
ネタバレ
2024年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 多作な作家様ですが、あんまりこの作品は合わなかった。前に読んだご飯くださいは、結構良かったんですが、この作品は攻めも受けも好きにならなかったので……攻めは口調が命令形というか、〜しなさいばっかりで、萎えた。結局、攻めのしたことって、受けがお父さんやお祖父さんにされてたことの繰り返しに思えてならない。受けはある意味倒錯的なファザコン・ジジコン抱えていそうなので、よりによって選んだのがこのタイプかい!という感じで。やっぱり攻めもこの保護者たちの系譜を踏んだタイプだから、受けが心惹かれた、というのはあると思いますよ〜……自分にやるべきことを言ってもらって、その通りに生きるのって楽ですから、受けは自分に指示出してくれる人を選んだというだけのことだと思った。潜在的奴隷根性ある受け。保護者からの洗脳もあるにせよ、それ打ち破れてないと思いますし、そんな目にあったのに、彼らを憎まない、嫌わないっていうのは、ちょっと病的なものを感じると言いますか、正味受けは心病んでると思いますよ。精神科の受診を薦めたい感じ……。受けもとにかくウジウジしてる描写多くて好きになれませんでした。特に先輩から、新しい部署に行く話は断れ!とか言われたくだりは、もう受けには呆れたというか、愛想がつきました…もう、何言われても反論しないで、行き着く先まで行ったらいかがでしょうか?また、受けの一人称わたしは、個人的に萌えなかった。別の作品では気にならなかったんだけどね。本来、このキャラのこの性格でわたしキャラは萌えポイントだったんでしょうけど、この受けとは相容れないな…という溝を掘られただけだった。もう一冊買ってある本読んだら、もう当分この作者様の本は読まんでいいです。。
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作家名: 火崎勇 / 葛西リカコ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 講談社
雑誌: 講談社X文庫