ネタバレ・感想ありトリアージ ~金の瞳の異邦人~のレビュー

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なんかちょっとミステリー仕立て?
ネタバレ
2024年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初に勤めていたクリニックが閉鎖されたことも、こんなふうに伏線回収されるとは思っておらず、なんかちょっといつもと違う感じが面白かったです。受けは恋救貴志先生と同じような偏見、差別を受けていた上に、病院や大学にも居場所がなく、天才ってのは思っていた以上に大変だなぁ……という気持ちになった。それにしても、激務な受けである。や、休みはなしですか…?しぬど……でも、そうなってしまった原因というのも切ない。バチスタやってもらってたら助かったんじゃないのかなぁ、あの家族。攻めが受けを手懐けていくまでの過程がすきです!じっくりじわじわ。懐いた後の受けも可愛くて、自分にしか懐かない猫みたいな感じで、2人の特別な感じがとても良かったです!受けの人格もそのままで攻めに受け入れられているのがなんか良いなぁと思う。このお話の後にどうなったのかはわからないんだけど、やっぱり何もかも受け入れてくれる攻めってのはそれだけでカッコいいんだよ。大満足な一冊でした。
面白かった
ネタバレ
2024年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューが少なかったので購入を迷いましたが作者さんの作品が好きなので読んでみて正解でした。面白かったです。
「解離性同一性人格障害」興味深いですね。嶌先生に出会い初めて愛してもらえて修里先生が救われることができて良かったです。修里先生が嶌先生にだんだんと懐いていく様子が本当に猫のようで可愛かったです。
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面白かったです!
ネタバレ
2024年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 精神科医の攻×救急医の受。新しい勤務先で病院に棲み着いているかの如きワーカホリックな受を知り攻は愕然とします。救命医として優秀だけど3人分の人格が存在し、仕事以外では誰とも接そうとしない受。天の岩戸を開くように少しずつ心を解きほぐすと、可哀想な過去に原因があり…。受がミステリアスで、どうして今の状態になったか気になり話に引き込まれました。攻視点で探偵の謎解きが進むかのようです。けれど一旦手懐けると受は可愛い猫そのもの。過去も性的に辛い思いをしたとかではないので気になる方もご安心下さい。話に読み応えがありエロもありで満足度は高いんですけど、終わりにもう少し余韻が欲しかった。トラブル解決ですぐ終わるのではなく、その後に蜜月状態や同居などもっとお互いの耽溺状態があれば☆5でした。
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作家名: 春原いずみ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ダリア文庫e