レビュー評価下げてすみません。
なんというか、共感出来る部分が少なすぎて、入り込めなかったです。前半はひたすら将嗣が怖い。Ｓというよりモラハラというか。決してＳのキャラが苦手な訳じゃないんだけど、むしろ好きなんだけど、これは嫌な感じの怖さがあって、魅力を感じなかったです。
閉じ込められた時の会話が割りとあっさりで、これまた心理的変化について行けず、言いたい事や着地点は何となくわかるんだけどなんか駆け足。
更に、最後の言い合い。将嗣の言い分がさっぱり分からなかったです。スレ違い、勘違いっていうレベルじゃないというか、こんな男嫌だ。
そのあとに歪みの理由を知る流れがあるけど、どんな理由があれ、あの怖さはぶっ飛び過ぎてて、ハッピーエンドなのに後味の悪さが残る。
あとがきを読んで、作家さん自身もやり過ぎた感はあるらしいので、この怖さが作品の魅力なのかもしれません。
この作家さんの小説も原作やってる漫画もいくつか読んでいますが、これが一番肌に合わなかった気がします。
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