ネタバレ・感想あり天才外科医の憂鬱のレビュー

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めちゃくちゃ良かったです!
ネタバレ
2024年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻は受に惚れ込み、同じオペ室にいたくて大学病院まで変えた人。やっと憧れの人を見つけたものの、受は手術中は孤高の人で誰の手も借りません。普段の気さくで温和な様子と手術中の機械のような受とに戸惑い、必要とされないことに落ち込む攻。けれど体調不良の受が手術途中で攻に変わった後、事後の映像で縫合の完璧さを知り一気に軟化します。攻がやっと得た幸せを噛みしめる中、放逐された大学病院から呼び戻しの話が出ていると聞き…。


後半、受がデレてからは小悪魔で可愛くて攻に甘えまくってたまりません。過去から縁ある副院長と麻酔科医にはそれなりでしたが、デレてからは攻大好き、しかも実は最初から気になって何なら襲われ待ちだったと告げる受の可愛さと言ったら!攻のみならずこちらも読んで悶絶しました!(笑)ただ2人とも体に支障があり苦労した子供であったことや、受に手術中の別人格が生まれたのはアメリカで師事していた先生にレ◯プされ、翌日一緒にオペしなければならなかったという痛ましい経緯もあるので地雷ある人はお気をつけ下さい。それでも受の追っかけストーカー看護師や攻の異動案件の障害も排除していく、恋人になってからは攻一筋な可愛い年上受と、初めから受一筋な大型ワンコ攻がお好きな方には是非おすすめしたい作品です!😄
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天才は大変
2021年7月31日
天才医師達の集まったオペ室の話。タイトルは憂鬱となってます、本人達もそのくらいの認識なのかもしれません。ただ憂鬱で片付けるにはあまりにも切なすぎます。1人はトラウマ級だし……作家さんが医療に携わっていらっしゃるとのことで、医療用語はかなりの専門的だし説明も分かりやすい。今回も面白かったです。
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香野先生の過去が痛ましかった
ネタバレ
2024年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻めも受けも小さい頃大病患っていて、よくここまで大きくなったねぇ…(ぐすん)という気持ちなりました。しかも、受けはアメリカいる頃に輩の毒牙にもかかってるし、受け痛ましいシーンがたくさんあった。親の意向で手術もなかなか受けさせてもらえなかったり…。お話は面白くなかったわけじゃないんですけども、受けも攻めもそんなにわたしの好みドンピシャって感じでなかった為、星4です。なんか、受けが攻めのこと好きになったという告白唐突で、え、あ、すきやったんかい!という感じで、いつの間にか、自然と恋人になってました。恋の障害みたいなのはそんなになかったかな。横恋慕ウメ氏は病院の人事ひっかき回してくれましたけど、その後久能さん編とかあるんですかね?でも、こちらの2人もあまりそそられないというか。久能先生は悪くないんだけど、梅原氏みたいな人、ちょっと人間性がな…矢代先生のこと傷つけようとしてた人が普通にその後も勤務してる病院こわすぎる。ちよっと魔がさして…とかじゃなかったじゃん。明らかに手を狙って傷つけようとしてたじゃん。その辺がどうも受け入れられなかった。このセンター自体、閉ざされた環境という感じで閉塞感がありますね。
干された同士
2021年8月22日
腕が良すぎても、出身大学の派閥によっても邪険な扱いを受ける医師がいるんですよね。居所を作ってもらい遺憾なく持てる力を発揮していく二人がかっこよかったです。
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作家名: 春原いずみ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ダリア文庫e
雑誌: ダリア文庫e