このレビューはネタバレを含みます▼
いやーまた素晴らしい作品に出合いました。この作品はユーチュウ〇のBLCDで知り、途中まで内容を聴いて、どうしても最後まで内容を知りたくなり、こちらでライトノベルを購入して拝読しました。この作品はBL物語以外にも高級官僚や人間関係に関する洞察力を高めるヒントも含まれてる作品です。
登場人物では、司馬は仕事では向上心もあり、もちろん仕事もできる優秀な方だけではなく、私は司馬はお優しいお方でもあると思いました。桐原には私個人的に声フェチなので聖職者の様な声という、桐原の声を聴いてみたいとも思いました(笑い)。娘の結花ちゃんに愛情が持てたことに心から嬉しく思いましたよ。司馬の友人の有賀は、語学力、洞察力、対人関係においても相手に知られず、リードし、微表情を見逃さない才能に溢れたお方でした。現実社会でもその様なお方はいらっしゃるでしょうね。
最後に桐原の故郷の友人、中井。中井が桐原に宛てたはがきの内容は、非常に温かい思いやりを感じさせる文章で、桐原に対しての友愛が伝わって来ました。
司馬と桐原の恋人関係でイチャイチャ感は長めには描かれてなかったと思いますが、恋人同士の愛情だけに走ることなく、大人の関係で、お互いの仕事においてライバル視を持ち、お互いを気にかけサポートする。。最後の方ではよい関係になってはいます。但し、桐原の婚姻間の貞操義務は桐原と司馬の問題として。
全体的には気にかかる所もありますが、拝読した後の余韻は心地良さが残りました。
この作品をきっかけに、かわい有美子先生の他の作品も拝読したいです。