兄弟ものです。水商売の母から受け継いだいんとうな血・・という表現が出てきますが、何人ものセ フレを渡り歩いている割に貴也には応援したくなるいじらしさがあるんです。兄弟ということで自分の感情にブレーキをかけますが、そこに真っ直ぐに弟の大貴が想いをぶつけてきて、もうキュンキュンします。そしてようやく貴也が大貴を受け入れたか?と思いきやそんな簡単に貴也の気持ちは割り切れていなかったという展開で、最後まで気を抜けないドキドキが続きます。儚げな美人受けと、真っ直ぐな野生味あふれる二枚目攻めの、もう私の好みド直球の作品でした。表紙のイラストもとってもイメージに合っています