ネタバレ・感想あり白鳥の貴公子、黒鳥の貴公子 花嫁は二度愛されるのレビュー

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鬱蒼としたダークさ
ネタバレ
2020年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 孤児院で虐げられているヒロインがヒーローに引き取られ、古くいわくありのお城での生活が始まります。謎多き城と出自の真実を辿るヒロインは、デュ・モーリア「レベッカ」の主人公のよう。鬱蒼としたダークな雰囲気に引き込まれます。
ヒロインが愛する「性格が真逆」の双子のヒーローというのも面白いです。
設定や雰囲気が魅力的なのに、情景描写が作者の頭の中で完結してしまい、読者に伝わってないところが3ヶ所くらいありました。外でのHシーンが多いのですが、この時どういう体勢(笑)でそうなっちゃったのか…などが微妙に抜けていて、無理があるのです。最初から最後まで事細かに描く必要はありませんが、展開図を示すことは、文章でモノを伝えるには大事かなと思います。
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貴公子
2016年7月8日
ヒーローが双子…と言う設定でしたが予想通りでした。文章の流れは良いのですが、流れ重視か情景表現に違和感を感じてしまうことがしばしば(笑)けれど、ヒーローの心理描写は納得&上手いなと思いました。ヒロイン、幸せになれて良かったね~
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作家名: 斎王ことり / ひたき
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: プランタン出版
雑誌: ティアラ文庫