ネタバレ・感想あり榎田尤利作品集のレビュー

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良かったデス
ネタバレ
2025年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 青薔薇として悠遊と行きているのかと思いきや壮絶な過去を持つ主人公:青、彼の初恋の人については思い当たりはついていましたが、まさかの展開に榎田せんせいらしさを感じました。BLよりも小説枠に入りそうな内容、青を通して客とのSSが何篇と青自身が耐えれるまで頑張った10年を超えてのラストにホッとしました。
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愛を売り求めるひと
ネタバレ
2023年12月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、榎田先生の初期作品。3冊分冊版も出てますが、こちらの合冊版購入だとクーポン一枚なのでお得かと。素敵な表紙ですが、挿し絵なし、外で読んでもokかもしれないけど絡みシーンもかなり多いので、お気をつけて。

愛を求め続けてる青という男娼のお話。
合冊版の榎田初期作品集シリーズ、これで4冊全て読みました。いやいやいや、初期の完成度に正直びっくり、そしてこう言ってはいけないのかもしれないけど、夏の塩の魚住くんシリーズといい、榎田先生は初期作品のほうが、ずっと先生の中にたまってた書きたいこと、書きたいひとを書いてて、胸にくるものばかりな気がする。。。この作品なんて、最初から結末わかってるBLのみ求めてる人が読んだらたしかに分かりにくいし、重すぎるので、いまの時代だったらBLレーベルからだとたぶん売れないんじゃないかな。男どうしのあれこれ絡みシーンは多くてたしかにBLではあるんだけど。
表紙のように魅惑的な愛を売る男娼の青が何を考えどのように生きてきたか視点を変えながら語られて、429ページの長編の最後に何を見つけるのか、、、ぜひ一般小説もずっと読んでてBLも好きっていう人に読んでもらいたいな。
登場人物みんな幸せになってほしい…!
2022年1月17日
榎田先生の他作品もそうですが、主人公をはじめ登場人物が皆一筋縄ではいかない個性的で魅力的な人たちです。第一印象イマイチと思った人物にも意外な一面があったり、いつの間にか皆好きになってしまいました。
ストーリーは重く、精神的にしんどい展開や描写もあるのですが「頼むから皆幸せになってくれ…」と祈りながら読み進めました。
量(ページ数)もあり内容的にもかなり「ずっしり」な作品ですが、読後感は爽やかというか、解放感のようなものを感じました。
脇キャラの方々のその後がとても気になります!各視点でスピンオフ(アフターストーリー)があったら読みたいです。
青に会いたい
2015年11月29日
男娼を買うお客のいろいろエピソードが詰まったお話かと思っていたら少し違った。プロの男娼として愛を売る「青薔薇」、青。男娼としての青はスマートで可愛くて艶めかしいのに、少しずつ過去が明らかになるにつれ、不安定になっていく危うさが辛かった。そういう過去がなければきっと男娼なんて出来ないだろう。青に関わる様々な男たち、青の未来、どんな結末になるのだろう…とどんどん読み進めました。結末にたどり着いた後、幸せであろう青に会ってみたいと思いました。
高階先生のイラストが見たくて購入😩
2017年2月24日
本編には1ページもイラストがありませんでした😔
でも、作者は大人気の交渉人シリーズの方だから!と気を取り直して読んでみました…。
完成度が高いのに、私の頭が足りなくて理解できなかったです。
榎田先生の作品は文章がちゃんとしてるけど、私には理解できない作品が多いと思いました(交渉人シリーズは除く)。
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作家名: 榎田尤利 / 高階佑
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 大洋図書
雑誌: SHY NOVELS