ネタバレ・感想あり榎田尤利作品集のレビュー

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初期作品2本+聖夜書き下ろしその後30年愛
ネタバレ
2022年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説作者さん買い。ヨネダコウ先生の表紙イラストですが、作品本文中に挿絵はありません(なので、外出中に読んでもエチイラスト出てくるのをページの空白で予測して隠して高速で次ページめくる、、みたいな対策は必要なし)。
作品集なんてなんだかお堅いタイトルだけど、初期作品の中編「名前のない色」「聖夜」2本+表題作書き下ろし、で気軽に読めますよ。榎田先生の初期作品はかなり直球な恋愛ものが多い気がします。「名前ない色」は、読者のためにわかりやすくメインキャラの行動の違和感が少しずつ書かれてて、種明かしでなるほど〜って納得。作者さん上手ですよね〜こういうタイプの作品。「聖夜」はなんと30年愛。離れては近づいて、、を繰り返す映像化しても良さそうなドラマティックな展開です。
非常にもどかしい、人間くさい、けど良い。
2021年2月19日
人間って誰しも大なり小なり問題ありつつ生きてる。そんななか悶えぬいてたどり着いた2人をずっと応援したい。と思える作品でした
いいです
ネタバレ
2018年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大人になったら何故離れ離れになるの?でも切ない中に色々な葛藤があってあっという間に引き込まれていきます。本当にいろんな意味で良かった。
切ない
2018年2月12日
たっぷり読み応えのある、2作品でした。とにかく切なかったですね。また、読み返す予感のある作品。
いいね
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せつない!!2作品
2018年2月4日
“名前のない色”割り切れない気持ちや張りつめていた糸がプツンと切れる描写に胸をしめつけられました。せつなくて涙ホロリ。頼りがいがあり世話好きで頑固だけどナイーブな面もある年下キャラ(私的大好物)に悶えました。
“聖夜/GRAY(書き下ろしSS)”20年(+10年)かけての恋愛物語。この上なくせつない期間が長かった..巡り合わせの妙という感じのハピエン+書き下ろしショートで良かったよぉぉってなりますが、とにかくせつなかったです。
すごく良いです
2014年10月16日
ひんやりと滴り落ちる水を感じる作品でした。榎田先生の作品って読むだけで情景が脳裏に浮かぶのですよ。すごいなあ…と思います。
なぜこのタイトル
ネタバレ
2024年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ なぜかこのタイトル作品集 とついててまとめられている作品集 と言うほど 作品入ってない2 カップル どっちも大人なカップル結婚とかしちゃって子供もいます
いいね
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30年愛
2019年10月12日
2作品どちらも読み応えがあり面白かったですが、2つ目の「聖夜」の方が印象的です。30年、変わらぬ愛で寄り添う2人は羨ましいですが、でもその愛情は周りの人達には酷なような気もします。一緒に居るのに一緒じゃないと感じる寂しさはやり切れないです。他に心を残したまま一緒に居られても、それはひとりで居るよりもずっと寂しい事だと思います。彼らを取り巻く人達の人生観ががっつり伝わってきて、そちらの方に感情移入してしまいました。随分遠回りしてしまった2人ですが、30年かけて見つけた答えが彼らの真実であり、長い歳月をかけたからこそ成し得た幸せなラストは圧巻でした。
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作家名: 榎田尤利
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 大洋図書
雑誌: SHY NOVELS