ネタバレ・感想あり神のきまぐれのレビュー

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葛西リカコ先生のイラストでなければ
ネタバレ
2023年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 葛西リカコ先生のイラストが好きなので、紙本を手に入れたいと思っていましたが、無理なようなので、電子書籍で読みました。
内容的にも、他のイラストレーターが描いていたら読まなかったと思います。
頭脳明晰で人格も外見も優れた医師が犯罪者だとは誰も想像だにしません。
宇佐見のような天性の勘に優れた犯罪捜査員だけが見抜けるのでしょう。
この小説では、読み進むにつれ、『神の気まぐれ』、『神の采配』、『神の啓示』という言葉が出てきます。
更に、『死神』、『綺麗な死』、『悪魔と契約』という言葉も出てきます。
読む者の意識をじわじわと絡めとって、宇佐美と鈴村の遣り取りと向かう先へと導きます。
物語としては完結しないので、彼らの行く末は読者が決めて好いのでしょう。
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糖度ゼロ〜文芸的BL作品です
2021年2月18日
奥付にて、レーベルが[微BL]ってなっていたので理解したのですが〜昨今の甘い展開が確実に入ってるBLを期待して読んでしまうとガックリくること間違いなしです。ですが、文芸作品的視点で読むと、ほんのりBL感あるのがたまらん!となるかもしれません。受け様?は悪の教典ハスミンに並ぶサイコパスで刑事である攻め様?との駆け引きが読み物として面白い設定なので、ここから更にこの2人の化学反応をじっくり書いてもらいたい作品ではありました。受けか攻めかがハッキリしないのは、そういう展開が全くないからなので〜そういう意味でも続編欲しかったかもです。
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ミステリー調
2020年8月28日
捜査一課刑事と外科医、主人公は2人。サスペンスのようでグイグイ引き込まれました。途中までは。BLでなければああいう終わりでも良いのでしょうが、BLとしてはどうなのかなと。話運びや筋は好みでした。葛西氏のイラストも素敵。本編読んでから改めて表紙を見ると表情等表現もさすがだな~と思いました。
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