ネタバレ・感想あり世界から猫が消えたならのレビュー

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バランス
2025年5月13日
フィクションらしく、フィクションを表現する。そんな印象です。難しい言葉は泣く、説明的すぎる事もなく、何気ない事をそれらしく色を付けるのによく編集されている。分かりやすい温かさが心地良い。そんな作品でした。たまにはこういう作品も良いな。と。
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にゃん
2025年3月7日
文体も軽くあっという間に読めたけど、内容は生と死。
無用の用など考えさせられる。
全編にわたって容易に頭の中で映像ができ、映画化するために書かれた作品といった印象。
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余韻がすごい
2024年2月23日
文庫本を持っていたが借りパクされたので電子版で購入。
猫が世界から消えたならきっと大変なことになるだろう、、、
切なくて悲しくて温かい気持ちになれます。
表紙もとてもいい。
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一期一会
ネタバレ
2021年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「土曜日 世界から僕が消えたなら」の章を読み始めたあたりから、鼻の奥がツーンとして辛かったです。突如余命宣告をされた主人公の「僕」は最後の最後に大切な人や、かけがえのないものに気付くことができました。悪魔との取引で世界から猫、つまりは愛猫「キャベツ」を消し去る選択をせず、自分が消える選択をした主人公。命の灯火がまさに消えようとしているその日、日曜日。ボタンの掛け違いで疎遠になってしまった「父さん」に「会って、ごめんって言って、ありがとうって言って、さようならを言いたかった」ことは果たせたのでしょうか。それが叶ったエンドであったことを願わずにはいられません。そうであってほしい。本作を読んで、当たり前の日常を考え直すきっかけを頂きました。そして無性に映画を観たくなりました。
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