ネタバレ・感想あり王子のキスでは目覚めないのレビュー

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続編
ネタバレ
2023年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王子様は助けに来ないのラストからの続きです。
しずくが美月にされたことを智之が知るのか気になって読みましたが、そこは書かれてませんでした。前巻ラストで察しただけというのが残念。智之は残念なヒーローだった。しずくが幸せのために強くなっていくところは良かったです。きちんとハッピーエンドなので前巻で終わるよりは、ここまで読んだ方がスッキリすると思います!
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続編
2019年1月29日
白川家に引き取られたしずくと智之のその後で 回想と現在の二人を取り巻く状況や恋愛模様を描いている 辛い想いをしたしずくが智之,兄に守られるだけでなく強くなっていく姿がとてもよかったです
しずく vs 取り巻く魔女群
ネタバレ
2023年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「王子様は~」の続編で、ほぼ完結編。しずく が本当に幸せになるために戦う相手は、一筋縄ではいかない魔女のような女ばかり。
しずくの母の京子、その京子の母 (しずく と 智之の祖母)、しずくの伯母 (智之の母、京子の兄嫁)、そして、美月と美月の取り巻きたち。さらに、地方の複雑怪奇な地元主婦連。こうして書くと魔女が多すぎます。しずくの援軍は、同じ年の智之と、しずくの異母兄弟である富豪の白川家 (かってに、西武鉄道とつつみ家を想像しました)。
地方である地元ではトップに君臨する智之の実家も、東京拠点の白川家と比べれば格下。このヒエラルキーに物を言わせて策略していく裕貴は、この作品でも気持ち悪かったです。
「王子様は~」では、しずくの母が死に、今作「王子の~」では、しずくの祖母が亡くなりますが、祖母は死ぬ直前に、しずくを認め、それまでの事実を話し、しずくにとって過去とむきあえる「鍵」を遺言のように託します。まあ、ようやく、祖母の背負ったものが分かりますが、祖母はその事実をもっとはやく、早逝してしまう娘の京子 (しずくの母) に話してきかせていれば・・と、根本的ないざこざの元にやりきれなさを感じます。そもそも話せないのは、プライドや矜恃らしいのですが。しずく は、意外に強かに戦いつつ、智之にも素直に甘えて頼るので、地元を飛び出し、白川裕貴の庇護のもと暮らした3年間がほんとうに、心の成長に必要な期間だったのだと分かります。 でも、まだまだしずくは、幼くて、とても好きにはなれないヒロインのままでした。
この作品で、魅力的な人物は、私にとって 美月 で、その美月の再生物語が、「魔女と野獣 ~毒林檎では殺せない」になります。3部作ともいえるなかで、「魔女と野獣」が一番好きです。
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続編
2019年8月15日
しずくがどんどん強くなっていくのが良かった。
その反面ヒーローのカッコいいところは薄め
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続き物だった
2017年4月22日
この本だけでは「ん・・・?」なんだこれはとなるかも。「王子様は助けに来ない」を先によんでからこちらを読むことを強くお勧めします。
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