ネタバレ・感想あり窓の灯とおくのレビュー

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本作と合わせて読んでほしい。
ネタバレ
2025年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフで、本作の初鹿野の仕事仲間の葛井が主役です。
そして、痴漢を目撃した二人の行動の違い。葛井と灰谷の出会いと、偶然のマンション隣同士で、窓あけると向かい同士。
駅も同じでという偶然。
灰谷の過去もあり、家庭や帰る場所、窓からみる灯り、遠く家の灯りのともっているところとか、なんだかわかる気がします。
灰谷の父親の暴力のせいで、自分も同じ遺伝子をもっていて、同じことをしてしまうんじゃないかと不安になるのも。
ただ、葛井は淡々としていて、嘘をつかない。一緒にいて楽なのもわかる。
そこに愛があるのが徐々にわかっていく感じも。
葛井が淡々と冷静であるのに、灰谷に恋をして、でも相手は自分ではない誰かを好きになっていて、好きだからこそ灰谷が前をむけるように大きな嘘までつく葛井の気持ちが健気です。
二人が唯一と思い、恋人になったところとか感慨深かったです。
ぜひ、本編とスピンオフとセットで読んでほしいです。
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蚕の生態がわかるBL小説(さすがミチ先生
ネタバレ
2023年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、久しぶりに一穂先生の作品読みました。
街の灯ひとつ→窓の灯とおく(スピンオフ) 発行順なのですが、間違えて「窓の灯〜」から読んでしまった。。作中視点は違えど同じ時間でお話が進んでいくので、読み比べると楽しいです。メインの築は街の灯〜でも登場してますが、この作品ではもう少しエキセントリックな性格になってて、キャラの好き嫌いはあるかも。蚕を飼ったり義肢をつくったりと、これがBLになってしまう珍しい作品です。全くくっつきそうもないふたりが無理なくラストではかなりエロ多めのCPになってて、一穂先生やっぱり上手だな〜って感心しますね。挿絵がないので外でも読みやすいですよ。(ラスト以外は)
Long Hello + assort mixに番外編が数本収録されてるので、作品お持ちの方はそちらもぜひ。
二人の会話が面白い
ネタバレ
2023年4月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 理系でクールな築と体育会系(?)な新の会話がとっても面白かったです。特に築の論理的な考え方が、ザ・理系で、変に同情的でなく、理系男子好きにはお勧めです。蚕の一生を初めて知り、ちょっとせつなくなりました。
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じわじわきます。
2023年3月12日
一穂先生のお話は、私たちが過ごしている日常、会社の行き帰りの電車の様子等身近過ぎるくらいです。でも読んでいくうちにじわじわと引き込まれてしまいます。時々気持ちが沈んだ時に過激でもなく異世界でもないちょっと「ほこっ」となるような話を読みたくなる時選ぶのは先生のお話です。このお話も2人もどうなっていくのかなとみていました。小さな気持ちの変化ややり取りの中でやはり静かに流れていって寄り添っている二人がいました。
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あーあー好き。
2023年1月16日
どうしようもなく好きです。
スピンオフ元(向こうが元であってますか?)も好きですし、こちらも。
こちらの方がキャラ、ストーリー、ラブの三つとも好きです。向こうもいいのですが。
こちらの方がよく読み返します。
なんだかんだで結構積極的な葛井がかっこよくてかわいくて、いい男で好きです!!
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良かった〜
ネタバレ
2022年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。スピンオフ作品と知らずに、本作を先に読みましたが、どちらを先に読んでも大丈夫だと思います。癖のある性格の築と、DVの父の血を受けつぐことを恐れる新。とても魅力的な登場人物とちょっと切ないお話で、グイグイ引き込まれてしまいました。さすが一穂先生だと改めて感じました。
街の灯ひとつのスピンオフ。
2021年11月13日
「街の灯ひとつ」のスピンオフで、単体でも十分楽しく読めます。ただ、もし両方読むのなら、「街の灯ひとつ」→本作の順番がおすすめです。スピンオフなんですが同じ時系列のストーリーで、あちらでああなっていたとき、こちらではこうだったのかーと楽しめます。
自分は、こちらのほうが攻守両方の気持ちの変化が伝わってきて好きなお話でした。理系クール男子の葛井くん(受け)が、だんだん自分でコントロールできない気持ちに振り回されていくさまを愛でるのが至福でした。
どちらが先でも
2021年7月27日
スピンオフですが、どちらを先に読んでも問題ないです。どちらかだけ読んでも大丈夫。
お互いになぜ惹かれるのか明確にかいてある訳ではないけれど、こういうところに惹かれたんだろうなってわかって、ほっこりします。
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スピンオフも面白い
2021年5月7日
「街の灯りひとつ」の初鹿野の同僚葛井のまさかのスピンオフ。こちらの方がより心情が丁寧でお互いアクションもあるので面白かった。
スピンオフ
ネタバレ
2020年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私はこちらのお話の方が好みでした。大きな出来事はありませんが、ゆっくり二人の恋が育まれていく過程が楽しめました。ラブラブな二人をもっと読みたいので、続編が出たらいいな~と思います。
街の灯ひとつのスピンオフ
ネタバレ
2020年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ あちらを読んだ時にはまさか蚕の葛井さんが主役になるとは思っていなかったのに、さすがの一穂先生、しっかり読ませてくれました。
新の過去と苦しみに向き合ううちに変わっていく築、健気で切なかった。築が人間らしくなっていくのと同時に、新も過去から少しずつ解き放たれて行くのが素敵でした。

何とはなしに蚕に親近感を持ってしまう珍しいBLでした笑
街の灯ひとつの
2020年1月27日
同僚、築の物語。こちらの方が好きかも!
マンションのお向かいから眺める灯、最初は心も距離もとおく、最後はすぐ会える距離すらももどかしくとおく…
良いタイトル。
こっちも
2019年12月22日
こっちも良いぃぃぃぃ。主人公の変わっていくさまがよかった(^-^)
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スピンオフ
ネタバレ
2019年11月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初鹿野の出てくる街の灯りひとつのスピンオフオフです。初鹿野と気の合う築は思ったことを口にする真っ直ぐというか 人の気持ちを考えずにストレートに伝えてしまう性格ですが、 それを新は気に入って友達付き合いをしていきます。新が女性に片思いをしていることを 築なりに応援しようとするところが健気だと思いました。
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街の灯〜のスピンオフこちらが先でも大丈夫
2018年3月30日
街の灯〜でとても印象的だったのに物語の主軸には最後まで絡んで来なくてなんだか名残惜しかった(笑)葛井くんの物語。ちゃんとメインでの物語が有ったんだ!と納得、しかもスピンオフなんて冠が要らない程の奥深さと満足のページ数!
簡単にはくっつかなくて、途中何度も切なさに小悶えしながら読みました(笑)蚕の生態やDNAの話が効果的に絡んで物語を深くしている、読み応え有る一冊です。
街の灯ひとつのスピンオフ
2017年6月17日
街の灯にちょっと登場していた葛井の話。気になった登場人物だったのであらすじ見ておっ、と思って即購入しました。次にページ数見てテンションアップ。割と長めのストーリーが好きなので300ページ超えは嬉しいです。新は最初うざい奴だなぁと思ってたんですが、新と出会ってからの築の変化が良かった。
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「街の灯とおく」より好きかも…。
2017年5月17日
「街の灯とおく」のスピン…?時系列は同じように進んでいくので、前作と絡めて読めるのが良かった。受けは思った以上に可愛いいツンツン猫さんでした!攻めも男前だし、前作よりこちらの方が好みかも…。Hは軽めなんですが、一穂さんにしてはなんかエロかった気がします(笑)蚕の生態などバリバリ出てくるので苦手な方はご注意を!(笑)
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街の灯ひとつに
2023年11月14日
出てきた研究職の葛井くんが主人公。何事もすっぱりと理論で答えを出す葛井くんの恋愛しかもBLだから当然相手は男、いったいどんな相手でどんなふうに好きになるのかと思いながら読みました。その相手は親の遺伝子を受け継ぐ自分を信じきれずにいて、自分が彼を好きだと気づいた葛井くんは彼に自信を持たせるためにあることをでっち上げる…それがうまく行ったら彼は自分のものにはならないのに。それでも彼の夢のために。あの葛井くんがそこまでのことをするとは。2人の、他の人といるときには感じられない居心地の良さとか、噛み合わないようでお互い嬉しく感じる言葉のやり取りがすごく良かったです。葛井くんの家族もとても良かったですが、テーブルはどうなったんでしょうか?気になってるので番外編詰め合わせの方にでも出てきたら嬉しいです。
葛井くんのスピンオフ
2023年3月20日
前作で気になる同僚だった葛井くん。
予想通りの人柄だったことになんか安心しました。
どんな恋愛するのか興味深々でしたが、途中ん⁉これは恋愛になるのか!ってヒヤヒヤしながらも結末に大満足でした。灰谷くんの職業も馴染みがなくて興味深かったです。
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スピンオフもいい
2023年1月25日
受けの築の性格がちょっと変わってて好きです。結構なコミ障なのにそれが攻めの新に出会って少しずつ変わっていくのが良い。
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辛い…
2022年4月30日
結構つらくて。
恋愛面でも恋愛外でも。

お話のほうはさすがの一言。全てのパーツを上手いこと配置して、ぴったりくるのが気持ちよくて好きです。
でも恋愛的にはちょっとしんどいところが多くて…とてもいい話でしたが、あまり気軽には読み返せない感じです。

生物系の話が出てくるので、その辺興味あるかないかで面白さが少し変わるかもしれません。
わたしは専門が近く、とても楽しめました。

ファンブックの方のロングハローでも甘々って感じではないんですよね〜〜
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なるほど…
2019年10月5日
先にlong hello を読んで気になり、こっちに戻ってきました。どちらかというと新が気になっていたのですが、辛い過去はありながら人付き合いがうまくて、根っこは明るく素直な印象。だから築も惹かれたのでしょうね。前作の街のひかりも読みましたが、築があっさりとした人物とは思っていたものの、最初はなんの修飾も湿り気もなくて、少し驚きました。そんな築がここまでヒト化…笑 何気に築のお母さんが好きです。
幸せなれて良かった!
2018年4月16日
独特の世界を持ってるから人との距離があったけど、するっと入り込まれて好きになっちゃったお話。
通じてあえて良かった!ふたりは幸せになれるね。
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研究者と義肢製作者 ノンケ同士の恋
2018年1月9日
「街の灯ひとつ」のスピンオフ作。街の灯・・で印象的なシーンとなった蚕を飼育していた同僚の話。スピンオフ作と同時の時系列でスト-リーが進んでいくので両方読んでみる面白さもあるし、片方だけでも楽しめます。ただ、内容的にはページ数はあるものの数時間でさらっと読めてしまい、印象に残りませんでした。一穂先生の作品のいくつかのシリーズには強烈な魅力を感じますが、本作にはそういったものを感じなかったので、辛口の☆4です。でも、他の作家さんの力量と比較すれば十分☆5レベルの作品なんだと思います。
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蚕の知識が増えるよ♡
2017年10月3日
蚕がキーワードになるBLって世界初じゃないですか…?さすが一穂さん。一歩作品のなかで上位にランクインしました。
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最初がハードル
ネタバレ
2023年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフということを知らずに購入。築が痴漢を見たのに見ていないと嘘をつく場面で「え、この人無理かも…」と思ってしまいましたが、巧みなストーリー展開に引っ張られて最後まで読んでしまいました。最終的には築の不器用さや正直さも好きになりました。もう少し掘り下げて欲しい部分も結構あったのですが、これはこれで完結なのですかね。
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スピンオフ
2022年7月6日
街の灯ひとつのスピンオフ。スピンオフのこちらの方が好みでした。前作読んでいなくてもお話分かるので、こちらだけでも大丈夫です。
一穂先生、あらゆる職業の取材されてますね。主役たちに今ひとつハマれない作品でも、お仕事描写がいつも興味深いので結果的に面白く読めてしまう一穂マジック。勉強になります。☆3.5
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街の灯ひとつのスピンオフ
2017年4月21日
スピンオフというか、この作品だけ読んでも問題ありません。










まさか葛井くんが主役になるとは…というくらいのキャラだと思います。









語弊があるかもしれないけど、喜怒哀楽を削ぎ落としたようなというか…ナチュラルに計算して無駄を排除するタイプとでも言うのか…









そんな人が、どう恋愛するんだろうという興味はありました。










もちろん人間なので、予想外の感情に翻弄される事もあるけれど。









個人的にBLを読む時は、なぜ恋に落ちたのか、明確な理由が欲しくなります。









特にノーマルの男性同士の場合は。









その理由が、今作ではいまいちわかりづらくて☆3つにしました。









新の気持ちの向き方が、え?なんで急に?と思ってしまった。









ただ、予想外に濡れ場にエロさを感じました(笑)
スピンオフ
ネタバレ
2024年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピンオフですが単品で問題なく読めると思います。
つまらなくはないけどまた読み返したい何かがあるわけでなく…キャラクターに愛着もないかな。
途中まで攻めが女性に片想いしててそっちと上手く行くほうがキレイなストーリーになった気さえする。
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