ネタバレ・感想ありFATHER FIGURE【イラスト入り】のレビュー

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引き込まれる
2021年6月2日
この作家さんの大ファンです。ぐさっと突き刺さる感じで持ってかれます。好みも有るでしょうが、いやぁ、この重さに嵌ります。今後に期待!!!!
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読み返すたび新しい発見があるすごい作品
ネタバレ
2021年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ ITWのファンでこちらに辿り着きました。

この作家さん表現力がすごいです。
情景や空気感、登場人物の心理を発言ではなく行動で描かれます。
自分自身もこういう気持ちのとき、知らず知らずにこんな動作ををするなとか、描かれる動きのひとつひとつにしっかり意味があって、読み返すたびに新しい発見があります。

日常の何気ない動作の表現が素晴らしく、もしかしたら行動心理学や犯罪心理学を学ばれたのかな?他の作家さんではきっと描くことができないような犯罪者特有の思考回路や、身勝手で理不尽な心理を読者に不快感を与えることなくとても自然に描かれています。

引き込まれました。まるで映画を観ているような感覚。
テーマは重いし、誘拐、拉致、間接的ではあるけど殺人まで犯罪のオンパレード。きっと同じテーマでもこの作家さんの表現力なくして作品は成り立たなかったんじゃないかな?
そして作品をより昇華させる挿絵の美しさ、表情から伝わる感情や、ひとつひとつ計算されたカット。挿絵ってこんなに大切なんですね。初めて知りました。
ストーリーと挿絵が一体となってひとつの作品のエネルギーを2にも3にもしているようなそんな作品です。

期間をあけて、何度か読むことをおすすめします。
その時々の自身の状態によってきっとまったく違った読後感が味わえると思います。
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泣けた〜
ネタバレ
2021年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 近親ものは苦手ですが、この小説は別でした。この親子が親子として暮らしていなかったからかも知れないですね。でも、描写は重かったけど、結末に向かって、ある種の爽やかな救いみたいなものが感じられました。決して、ハッピーエンドではないと思いますが。
この作者さんのシリーズ大好きです。ハマっています。
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美しい絵にも圧倒されます
2019年8月31日
この作品を読んで、イラストに作品を左右する力があるんだな。と実感しました。内容もエロさやグロさありますが、深い人間関係の闇が引き起こす事件を描いています。スピンオフとのことで、一回読んだだけでは理解しきれないところがあったので、また読みたいです。どの人物に気持ちを置いて読むかで読み手の受け止め方も違うかもしれません。
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私は大好き
2019年8月14日
全ての人にお勧め、というワケにはいかないのですが、ありきたりの話では物足りない方には、ぐさりと刺さる作品だと思います。
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星4,5。In these~スピンオフ。
2018年3月20日
(小説、1冊読みきり)

続刊欲しいっ!
といっても万人受けしなさそう。
普通の話と違う。
BLコミックで異色の大作、IN THESE WORDS(ITW)のファンの方にオススメします。
あの作風が好きな方には、合うかも。

なんというか、評価しにくい。
個人的には、非常に読み応えありました。
BLではあるけどミステリな進展で、想いが複雑というよりコンプレックス。
幸せ有りきの日本BLに慣れてると、え!?
という展開です。。

ITWのスピンオフといっても、あの切れた浅野先生が脇役で登場するくらい。
研修医だったかな?
まだ勉強中の身だから、ITWより過去の逸話。

舞台はアメリカ。
良識では共感しにくい、、、なんとも出口のない成り行きに、悲しくなる。。
ラストもびっくり!
もっと違う展開を予想してました。。

文章力は高くて、非常に引き込まれます。
ただし、完成度は低い印象。
あとがきを読んで、納得。
もとは商業誌ではなく、作者さん&挿絵作家さんがコンビで互いのBL萌を盛り込んで趣味的に書いていたものだそうで。。
はぁ〜、どうりでなのか?

主人公のそこまでの切実な想いの理由(過去や幼少期)、
その後の成り行きの話が足りない。
読み手としては、そのあたりのエピソードもしっかり欲しくなるところ。。

そして、浅野(ITWの主人公)の登場もいきなりだし。
浅野が出てきてもいいから、兄や父、もちろん本人もどうなったのか、もっと後の話が欲しかった!!!

もしかして(気が向いたら)続編出るのかな??
ぜひ書いて欲しいですっ!
いずれにせよITWもすんごーく発刊が遅いので、待つしかなさそう。

ところで作者さんたちの国籍が興味深い。
元は英語で書かれたものが翻訳。
だけど訳に言い回しの不自然さがなく、はじめから日本語で書かれてるみたいに違和感がない。
もしや片方は日本の方では?
中国語圏でも人気作家さんたち(コンビ)のようなので、中国語圏の方?
舞台はアメリカも多いしお2人のやりとりも英語ぽいから、アメリカ留学での知り合いとかかなー?
などと勝手に想像たくましくしてました(笑)。

エピソードが足りないのが残念ですが、文章力はすごくあって面白かったので、今後の期待も込めて星5です。
重い
2021年7月23日
ITWのファンなので購入しました。好嫌いが分かれる作品と思います。誰も幸せになれない結末は読み終わって気が重いです。
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背すじがずっとゾワゾワ
2019年8月28日
コミックスITW シリーズのスピンオフ作品。こちらのシリーズ、本編はコミックですが番外編やショートなどノベルも結構あって混乱しました!こちらの作品はノベルです。レビューで事前にかなりハードな描写があると聞いていたので読む前から緊張してました。結論からすると、すごく面白かった!面白かったですがラストまではずっと痛かった…最後の最後でちょっと救われた感じ?でしょうか。でもやっぱりこのシリーズ面白い~
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重くて深い
2015年10月24日
「in these words」が面白かったので読みましたが想像以上でした。拘束等をして実の父親を閉じ込め性的な関係を持つ異常な状況の中、息子の冷静さにはゾッとします。だからこそ、ひどい扱いをしても許してくれる父親に対し「父さんの息子になりたかった」と言う一言はとてもストレートに響きます。イラストがあるので読みやすかったです。
サスペンス
ネタバレ
2014年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誘拐、監◯、◯イ◯、そして…。
BLというより、極度のファザーコンプレックスと狂気の事件を描いたエグい小説です。犯行がITWの事件と被るような。
最後の方に先生が登場します。
爽やかで仕事に燃える、NY時代の先生。そして日本に帰国してからの描写の、店の外で待つ警察官は篠原だったのかな?
エロやBLを期待してはダメです。そして実の父親受がダメな人は無理です。
あと、挿絵が小さいのが残念。
でも、作者さんファンは満足すると思います。
制作秘話も読めますよ。
加害者視点からの物語
ネタバレ
2024年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 狂気の沙汰、頭がおかしい、理論が無茶苦茶、訳が分からない、最悪の方法、これ以外の全てのやり方の方がまだマシ、と言うのが息子の行動に関しての素直な感想です。面白かったです、この精神病者である彼の犯した狂った犯罪のお話し。被害者に罪は一切ないです、父親は自分にもう1人息子がいるなんて知らなかったのですから。自分の事を知らない父親を拉致監 禁する息子の歪んだ愛。そんな中で変わりゆく加害者と被害者の思いが興味深かったです。罪悪感が無い訳ではないけれど、それ以上の思いがあり突き進む息子。それを許し、最後は自ら毒を飲む父親。“息子”だというだけで、あんなに酷いことをした人を許せるものなのでしょうか?最後に浅野克也の登場で、彼の精神科医としての仕事ぶりが垣間見れて良かったです。
んー、
2024年8月27日
浅野先生が出てくると、レビューで見て読みました。がこの親子の愛に対する考え方が私には分かりにくかったし、難しかった。
なので星三つにしました。
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んーー
2019年10月8日
途中まで読んだのですが展開はやすぎてついていけないです。なので途中で読むのやめちゃいました(゜゜)…
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読後感はずっしり重い
2017年7月21日
父と息子のカプって好きなんだけど、これは関係はちょっとしかなく、ひたすら心の闇をクローズアップした内容でした。
なんか息子が気の毒で辛かった。ズーン😌
父親に少しも好感もてなかったです💦
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ