ネタバレ・感想ありダブル ―犬も歩けば棒に当たる―のレビュー

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シリアスとコメディがちょうど良い塩梅
ネタバレ
2024年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんか谷崎泉先生の作品の中では珍しく(?)、受けは攻めのことが好きなんだって自覚済みです。しかも、昔別れた理由もなんかよくある話というか、すごくよく気持ちがわかるので、受けの気持ちに寄り添いあって読了です。しかも、攻めがすごく受けのこと愛しぬいていて、読んでいて心地良いです。2人がまた付き合えたことに感激〜作中何度もピンチに陥り、爆弾爆発しそうになったり、犯人に撃たれそうになったり、当たり魔村上、大活躍です。一番嬉しかったことは何?のくだり好きすぎてめちゃくちゃ何度も読んだし、受けが攻めに告白の返事しに来るのもすごく素敵な流れです。この2人、お互いにお互いが大好きなカプなんだよね。受けは恥ずかしくて素直になれないけど、お互いに大好きなのがこんなに伝わってきて、このまま2巻3巻どうなるんだろうー!!!もっとスッツツゴイラブラブに???受けの父の謎とか、黒柳さん暗躍編とかなんだろうか。まだ謎に包まれた1巻目。3巻通して繋がってるようなので、とにかく次へゆきます!
ダブルシリーズ1作目
2023年2月10日
刑事シリーズ、ダブルー犬も歩けば棒に当たる→論より証拠→花より団子、の順番です。
ツンデレ美人受けの鴻上と人懐っこいワンコ攻めの村上、かつては高校の先輩後輩で一時期は恋人関係にもあったのだが‥。
約10年ぶりに刑事となって再会、共に事件解決にあたるうちに再度恋心に火がついて‥という展開。
今作では2人が徐々に距離を縮めていく過程と事件、警察内部の闇にボリュームが割かれていてBL的には物足りないかも。ただ、その闇がどんなものでどう解決されるのかに大変興味が湧きました。(追記:3巻通してこの闇に挑むので3巻一気読みが吉)
2006年の作品なので多少の古さと緩さはあるかな。個人的におまけのお話が面白かったです。イラストなし。
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作家名: 谷崎泉 / 小路龍流
ジャンル: ライトノベル BL小説