幼なじみの溺愛ヒーローです。執着心強めな割にはずいぶん長い間ヒロインを放っておけた気がしますが、溺愛具合は非常に楽しめました。
ヒロインも、イイコちゃんが過ぎてたけど、ヒーローに甘やかされて気持ちを出せるようになってきます。「ヒロインは周りの気持ちを考えるのにヒーローの気持ちは考えてくれない」とヒーローがへたれるシーンがわりとお気に入りです。ヒロインがそれだけ無意識でヒーローに甘えられてたことの表れだし、そこでやっと幼なじみの家族枠だったヒーローが大切な人枠になったのかなって。お互いに本心を伝えるって大切!!
挿し絵無しで287ページあったので、けっこうなボリュームですが、読みやすかったです。