ネタバレ・感想ありななつのこのレビュー

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シリーズ1作目、デビュー作
2025年2月7日
作中に出てくる「ななつのこ」と、駒子の物語と、一つで二度おいしい作品。
みずみずしさが全体に漂っていて、加納朋子先生のデビュー作なんですね。
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駒子シリーズの記念すべき一作目
2023年1月27日
この作者が得意とする連作短編ミステリ。有栖川有栖氏も仰っていますが、デビュー作でこの完成度は凄いです。

平成初期が舞台なので、今読むと多少のジェネレーションギャップはあるものの、ミステリとしても、青春小説としても、色褪せない良さを感じます。

個人的にはミステリというよりも、ボーイミーツガールとして好きなシリーズ。二十歳の女の子の揺れ動く想いが、当時同世代の女性だった筆者の手で鮮やかに描かれています。

7つの短編としても、1冊完結の長編としても楽しめますが、ぜひシリーズものとしても楽しんでほしいです。
次作『魔法飛行』、次々作『スペース』と展開し、主人公達の恋愛模様も少しずつ進展してゆきます。
デビュー作
2015年8月29日
作者が、北村薫の円紫さんと私シリーズが好きで、ファンレターのつもりで書いた(違ったかな?)、というデビュー作。知人の中には、作風をまねてるだけで、中身は物足りない、という人もいるが、私は北村作品とはまた別の、若さ(いい意味で)のある素敵な作品だと思う。
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